秋田県で60代の夫婦がCO(一酸化中毒)で亡くなっているいた可能性が分かりました。
何が原因だったのでしょうか。東北の方と言えば今雪で大変なことになっています!大雪のせいで何かが故障したとかでしょうか?
事故の概要を詳しく見ていきましょう。
原因と事故の概要
秋田県能代市で60代の夫婦が亡くなりました。
原因とみられるのは自宅にある発電機を使ったこと。
発電機を使っていた痕跡があったため、CO中毒の可能性が示唆されているようです。
二ツ井消防署によると、8日午前に119番通報を受けたそうです。
「玄関で人が倒れている」という内容でした。
救急隊員の到着時にはすでに死亡しており、玄関に発電機があったそうです。
事故が起きた場所
事故が起きた場所は、秋田県二ッ井町の夫婦の自宅のようです。
秋田県の北の方で、合併したため能代市に属しているようです。
大雪も関係⁉
ここ数日東北では広い範囲で大雪が降っています。
7日から暴風雪で広い範囲で停電が発生し秋田でも停電が起きていたようです。
そのために、発電機を回していたのではないかとみられているようです。
付近住民も7日から停電していたと言っているようですね。
CO中毒とは
①一酸化炭素(CO)について
ガス機器や石油機器が正常な燃焼を行うためには充分な空気(酸素)が必要ですが、正しく使わないことで酸素が不足して不完全燃焼を起こす発生する有毒なガスが発生します。
このガスは毒性が強く、無色無臭です。ほんの少しでも吸い込んでしまうと気づかないうちに中毒になる危険があります。
②一酸化炭素(CO)中毒について
初期症状:風邪に似ています。次第に頭痛吐き気がしてきて、手足がしびれて動けなくなります。
重症化:人体に強い機能障害、最悪意識不明になって死にいたることもあります。
発電機で中毒?

発電機は排気ガスに一酸化炭素が含まれていると製品評価技術基盤機構で注意を促しているようです。
地震や台風など災害の復旧までには、ガス・石油機器や小型発電機等を使用する機会が増えることが予想されますが、これらの製品は、使い方によっては火災や一酸化炭素有毒などの事故を引き起こす危険があります。注意事項を守って正しく使用してください。
屋内や車内では使用しないようにするように呼びかけを行っています。
使用する場合は風通しの良い屋外に置き、延長コードで電源を取る方法を進めています。
他のサイトでもされていますよ。
家庭用の小型発電機は、ガソリンやカセットボンベを燃料とする発電機で、地震や台風時などの災害時の停電対応やアウトドアでの使用など便利な商品ですが、屋内や風通しの良くない場所で使用すると一酸化炭素(CO)中毒を起こし、死亡事故につながる危険があります。
都が小型発電機を室内で運転したテストでも一酸化炭素濃度が短時間で極めて危険なレベルに達することを確認しています。
令和2年9月、鹿児島県で一酸化炭素中毒による死傷事故が発生しましたが、改めて発電機の置き場所や取り扱い方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。
- 地震による停電時に屋内で小型発電機を使用し、一酸化炭素中毒により3名が死亡(北海道、平成30年)※1
- 船の甲板で携帯型発電機を使用中、一酸化炭素中毒で1名が死亡、1名が軽傷を負った。(岡山県、平成29年)※2
- 物置小屋で携帯型発電機を使用中、一酸化炭素中毒で1名が死亡した。(群馬県、平成27年)※3
- 出典:https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/attention/2020/co_poisoning_generator.html
最後に
この事故は毎年のように頻繁に起こっているようです。
Twitterでも何人かそのようなコメントをしている方がいらっしゃいました。
自宅内に発電機、CO中毒? 夫婦死亡・秋田https://t.co/YhNS2r0tZc
>自宅内で発電機を使用したとみられる夫婦が死亡していたことが11日、分かった。一酸化炭素(CO)中毒の可能性がある。毎年あるよね
— えふすく (@FSQUARE) January 11, 2021
他にもこんなtweetを見つけました。
【停電している地域のみなさんへ1】
▼ガソリンなどで動く発電機は室内では絶対に使わないで下さい。一酸化炭素中毒のおそれがあります。
▼ 信号機が消えている交差点は大変危険です。通行時は十分注意して下さい。#NHK秋田 #停電https://t.co/NA6Tf4j4BI
— NHK秋田・きんちゃん (@nhk_akita) January 8, 2021
注意喚起きちんとされているので皆さん少しくらいいいやと思わずに十分気を付けて下さいね!
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