張本智和(はりもとともかず)選手と言えば『チョレイ!』の雄叫びが有名ですよね。
そもそも『チョレイ!』の意味は?叫び始めたきっかけは?気になりますよね。試合中の雄叫びが「うるさい」と言われてしまったり・・・
ユニフォームから見える「すね毛」がツルツルなのはなぜ?など
注目の張本智和(はりもとともかず)選手について気になることを調べてみました。
目次
張本智和(はりもとともかず)選手のプロフィール!
- 名前:張本 智和(はりもと ともかず)
- 中国名:張 智和(チャン・チーフーア)
- 生年月日:2003年6月27日
- 国籍:中国→日本(2014年に帰化し日本国籍を取得)
- 出身地:宮城県仙台市
- 血液型:O型
- 身長:176cm
- 体重:64kg
- 高校:日本大学高等学校
- 所属:木下マイスター東京
張本智和(はりもとともかず)選手は、元々中国籍だったんですね。
お父さまの張本宇(はりもとゆ)さんは、JOC日本アカデミー強化スタッフとしての経験もあり、張本智和(はりもとともかず)選手のコーチでもあるんですね。
妹の張本美和(はりもとみわ)さんも卓球選手として活動しており、まさに卓球一家ですね。
現在も仙台市で卓球教室を営んでいるご両親についても気になりますよね。
張本智和(はりもとともかず)選手の父親・母親も卓球選手?
張本智和(はりもとともかず)選手の父、張本宇(はりもとゆ)さんは元々中国籍で、張宇(チャン・ユー)選手としてプロでも活躍された方だそうです。
日本へは、1998年にコーチとして来日し、福原愛(ふくはらあい)選手も所属していた『仙台ジュニアクラブ』で指導者として多くの選手を育て、『JOCエリートアカデミー」強化スタッフとして、ジュニアの日本代表コーチも経験されています。それだけ、指導力がある方なんですね。
そんな、お父さまの指導の元で卓球を始めたわけですから・・・張本智和(はりもとともかず)選手の現在の活躍も納得ですよね。
お母さまの張凌(チャン・リー)さんも元中国代表選手として、『世界卓球選手権』にも出場経験があるそうです。中国国内の大会では何度も優勝経験もあったことから、日本国籍に気化せず中国籍のままなのだそうです。
日本の代表選手が国際結婚の末、他国の国籍を取得すると思うと寂しいですよね。日本以上に名誉を重んじる中国ですから、代表経験もある張凌(チャン・リー)さんは中国国内での知名度も高いことでしょう。
代表選手だった事を重要視して、中国国籍を維持したままにされているのかもしれませんね。
張本智和(はりもとともかず)選手のすね毛がつるつると話題に!
高校生になった張本智和(はりもとともかず)選手ですが、ユニフォームから覗く脚にはすね毛が見えませんよね。
ユニフォームから覗く脚はツルツルの美脚だと思いませんか?
高校生と言えば、少年から男性に変貌する年頃ですし、筋肉がつき、体つきもガッチリしてくる頃です。
特にスポーツ選手はトレーニングの効果か、筋肉が盛り上がって、全体に一回りも二回りも大きく変化する選手が多いと思います。
張本智和(はりもとともかず)選手も例外ではなく、身長も高くなり、引き締まった筋肉質な体型に変わってきています。
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張本智和(はりもとともかず)選手のInstagramには、ボクシング元WBA世界スーパーバンダム級王者の佐藤修さんにボクシング指導をしてもらった際の画像がアップされていました。
太腿の筋肉など、元プロボクサーにも引けを取らない筋肉が見えますよね。
元プロボクサーの佐藤修さんも『すね毛』なさそうですね・・・
ユニフォームが短パンのスポーツ選手は『すね毛』処理とかしているのでしょうか?
卓球選手は『すね毛』剃ってるの?
卓球選手と言えば、中国の選手も含め、海外の選手をみてもユニフォームから覗く腕や脚はツルツルに見えますよね。
ユニフォームが半袖と短パンのため、他のスポーツに比べ、手足の露出がありますが、どの選手も毛深い方が少ない気がします。
脱毛とかしてるんでしょうか???
海外の選手、特にヨーロッパの選手は本来毛深いと思うのですが・・・
気になりますよね。
水泳選手の場合、『少しでも水の抵抗が無いように全身の毛を剃っている』などと聞くこともありますよね。
他のアスリートはどうなんでしょう?
『トレーニングで鍛える際に摩擦で擦れてしまう』とも聞きます。筋肉が発達してトレーニングウエアとの摩擦で擦れてツルツルになってしまうこともあるそうです。
雑誌『Number Web』の記事にこんなものを見つけました
「Jリーガーの脱毛事情を取材している」と説明すると、いつもの柔和な顔にようやく戻り、何をいまさらという口調で応えてくれた。
「あー、これですね。みんな剃っているから、剃ったんですよ。こっちのほうがきれいなので」
『剃毛、脱毛のJリーガーは珍しくない。』
きっかけは浦和ユース時代に、トップチームの練習に参加したとき。練習後、シャワールームでJリーガーたちのトレンドを知った。
「みんな、足の毛を剃っているんだって。それでマネをしたんです。僕の場合はプロになる前からです。その日以来、ずっと足の毛は処理しています。少しでもほっとくと、チクチクするので、すぐ剃ります」
浦和だけの流行りではなく、いまや剃毛、脱毛しているJリーガーは何ら珍しくない。練習後、ソックスを下げてクラブハウスに引き揚げてくる足を見れば、次から次に見つかる。
昨今、ヨーロッパでプレーする日本人選手が増え、Jリーグにも多くの影響を与えている。球際が激しくなってきたのも、そのひとつ。海外組から「練習の強度の高さに驚いた」という話はよく聞く。もう少しくだけた取材をしていれば、シャワールームでの話も耳にする。周りを見渡すと、右も左もきれいさっぱり毛がなかったと――。郷に入れば郷に従え。海外組があっという間に“脱毛組”になったのは自然の流れだったのだろう。
引用:Number Webより
確かにサッカー選手もツルツルな美脚の選手が多いですよね。
この記事によると海外のサッカー選手の多くは『ブラジリアンワックス』『メンズエステ』に通って処理をしているそうです。
いつからJリーガーの当たり前になったのか。最近の流れかと思えば、そうではないようだ。2017年限りで現役を引退した大分トリニータの上本大海スカウトは言う。
「10年以上前からやっている選手はいましたよ。僕の場合は海外組の影響ではなく、大分時代にエジミウソンやウェズレイといったブラジル人選手に指摘されたんです。なんで、日本人は毛を生やしたままなんだって」
チャレンジ精神旺盛な男は、20代半ばで思い切って決断した。周囲の日本人選手がためらうなか、カミソリでスッキリ。いつしかチームメイトたちに伝染し、気がつけば半数以上は脱毛プレーヤーとなっていた。しばらくすると、ブラジル人選手たちが使用していた男性用の脱毛クリームまで購入した。
「ウェズレイたちに頼んでブラジルから取り寄せてもらっていました。これがすごくきれいになる。根こそぎですよ」
上本はその後、セレッソ大阪、ベガルタ仙台と渡り歩いても続けていたが、その頃にはどのチームでも一定以上の選手たちが毛を処理していた。
引用:Number Webより
ブラジル人選手から、『日本人はなぜ毛を生やしたままなのか?』との質問が出るくらい、海外では男性も『脱毛処理』をすることが当たり前だったんですね。
観客が見るスポーツなので、見た目を意識して処理をしているんでしょう。海外の選手にとっては身だしなみの一つなのかもせれませんね。
そのおかげで、Jリーグの選手も『脱毛処理』をしている選手が増えているそうです。
国際的なスポーツ選手の中では『脱毛処理』はスタンダードなのかもしれませんね。
卓球選手の中には『脱毛処理』していない人ももちろんいました。
インド人初のTリーガー、サティヤン・グナナセカラン選手(岡山リベッツ所属)
髭も濃いですが・・・腕の毛もしっかり見えますね。
卓球選手について『脱毛処理』の具体的な情報は見つかりませんでしたが、海外選手をみても、多くの選手は髭はたっぷり蓄えているのに、手足はツルツル・・・なんてこともよくあります。
アジア人は欧米諸国に比べ、元々体毛が薄いのかもしれませんが、アスリートの世界では男性でも『脱毛処理』がスタンダードになっているのであれば、張本智和(はりもとともかず)選手も処理をしているのかもしれませんね。
張本智和(はりもとともかず)選手は髭が生えてきた?
張本智和(はりもとともかず)選手のツルツルの手足とは対照的に・・・薄ら髭が生えていることも話題になっています。
高校生になり、髭が生えてくるのはあたりまえのことではありますが、確かにうっすら生えてますよね。
この投稿をInstagramで見る
試合中には見かけることはあまりないですが、張本智和(はりもとともかず)選手のInstagramの画像でも、うっすら髭が生えているのが確認できます。
試合前とかには処理をするのかもしれませんね。
すね毛の処理についても書きましたが、体毛を処理することはアスリートの中ではスタンダードと考えると、試合前には身嗜みとして処理をしているのかもしれませんね。
前出のインド人初のTリーガー、サティヤン・グナナセカラン選手(岡山リベッツ所属)はガッツリ髭を生やしています。
これから大人になり、髭も濃くなっていくなかで、もしかしたら、髭を生やした張本智和(はりもとともかず)選手を見ることができるかもしれませんね。
張本智和(はりもとともかず)選手の『チョレイ!』の意味は?
張本智和(はりもとともかず)選手といえば、試合中得点した時の雄叫び『チョレイ!』が有名ですよね。
その影響は強烈で、周りの選手も張本智和(はりもとともかず)選手の好調にあやかるために真似して叫んでいるとの噂もあります。
福原愛(ふくはらあい)さんの試合中の掛け声『サーッ!』と共に卓球選手の気合いが入った時の掛け声なんだと思いますが・・・
『チョレイ!』って意味があるの?気になりますよね。
調べてみると色々な説があるようです。
張本が雄叫びを上げ始めた時期は、馬選手の現役時代と重なる。彼の強さにあやかったということなのだろうか。中国在住経験があるライター・西谷格氏が、その意味を推測する。
「『物や能力が出てくる』という意味の中国語に『チュライ(出来)』というものがあります。張本選手は『やった!』という意味でこの言葉を叫んでいるのかもしれません」
引用:週間ポストより
記事にもあるように中国語の『チュライ(出来)』とういう言葉の意味が『物や能力が出てくる』との意味があるそうです。ご両親共に中国出身の張本智和(はりもとともかず)選手が意味を知っていて叫んでる可能性はおおいにありそうですよね。
他にも漢方薬の名前で『猪苓(ちょれい)』というものがあるそうです。漢方と言えば中国発祥ですから、これもありそうですが、こちらは効能を調べてみると体内の余分な水分を出す作用があるらしく、排尿トラブルなどに用いられる漢方薬だそうです。
さすがにこれは関係なさそうですね。
史上最年少の14歳で全日本選手権を制し、東京五輪では金メダルの期待もかかる卓球の張本智和。その“代名詞”となっているのがポイントをあげた際の「チョレイ!」の雄叫びだ。
絶好調男にあやかって、「チョレイ!」は他の選手にも“伝染”。同大会女子で優勝した伊藤美誠(17)も、ポイントをあげるたびに叫んでいた。
卓球日本代表選手は合宿などで一緒に過ごす時間が長いため仲が良く、「そのうち平野(美宇、17)、早田(ひな、17)あたりにも『チョレイ』が広まるのは時間の問題」(卓球日本代表関係者)と噂されるほど。
ブームになりつつある「チョレイ」だが、その意味は関係者を含め誰も知らない。仙台に住む張本の父・宇さんさえも首を傾げる。
「息子に聞いても『意味なんてない』というばかりで……。中国語か日本語かさえわかりません。智和が叫び始めたのは小学校4年生の頃(2013年)。福原(愛)選手が、智和が通っていた小学校に来て試合をしてくれたことがあるんですけど、その後に『チョレイ』と叫ぶようになった
引用:週刊ポストより
記事の中のお父さんのコメントにあるように特に意味はない掛け声なんでしょうか?
さらに、記事内には中国選手で張本智和(はりもとともかず)選手より前に『チョレイ!』と叫んでいた選手がいるそうです。
その選手とは2004年の『アテネオリンピック』2008年の『北京オリンピック』と2回連続で金メダルに輝いた、馬琳(マ・リン)選手です。
馬琳(マ・リン)選手は中国では英雄とされる有名選手で、2000年頃から2014年くらいまで、試合中に『チョレイ!』と叫んでいたようです。
2003年生まれの張本智和(はりもとともかず)選手は2歳からラケットを持ち、卓球に打ち込んできたわけですから、2008年の『北京オリンピック』以降の馬琳(マ・リン)選手の活躍をみて、憧れていたとしても不思議ではありません。
お父さまの話では2013年頃から叫び始めたとのことなので、小学生の張本智和(はりもとともかず)選手が憧れの馬琳(マ・リン)選手を真似て『チョレイ!』を使い始めたと考えるのが自然かもしれませんね。
『チョレイ!』の影響力がスゴイ!
なんと、『チョレイ!』をテニスプレイヤーの錦織圭(にしこりけい)選手がテニスの4大大会の一つ『全仏オープン』4回戦の試合後にテレビカメラのレンズに『チョレイ!!』とサインを書き込んだのです。
テニスの試合では恒例になっている、勝者が撮影中のテレビカメラのレンズにサインをしますが、そのサインが『チョレイ!!』
体力の限界に近づきながらも、2日がかりのフルセットを気力で乗り切った。ファイナルセットは動かなくなる足を叩きながら自らを鼓舞。1-4まで追い込まれながらも、第7ゲームでブレークバックに成功すると、5-5と並んでから畳みかけ、7-5で勝利を手にした。
試合後は、疲労のあまり両膝に手をついたまま、しばらく動けず。だが、コート上でのインタビューを終えると、テレビカメラに「チョレイ!!」と書き込み、右手でサムアップする姿を見せた。「チョレイ!!」と言えば、卓球日本代表の張本智和(木下グループ)おなじみの雄叫びだ。
錦織は試合後の会見で「気分的にチョレイって気分だった(笑)。本当は張本くんの一番いい時のガッツポーズみたいな海老反りみたいなのをしたかったんですけど、まったく元気がなかったのでそれはできなかったんですけど、個人的にあのガッツポーズが好きなんで、ああいう気分でした」と書き込んだ理由を語った。
引用:THE ANSWERより
記事にある通り、試合後のインタビューで張本智和(はりもとともかず)選手のガッツポーズが好きで、そんな気分だったので書いたとコメントされています。
死闘の末にやっと掴んだ勝利に張本智和(はりもとともかず)選手のような渾身のガッツポーズの代わりにサインをした錦織圭(にしこりけい)選手の気持ちがよくわかりますよね。
途中でツイッターを見てしまって…
結果はネタバレで知ってたけど…
それでも面白い試合だった!
すげぇ!錦織!
チョレイ!!もすげぇ!笑 pic.twitter.com/duAFAoKlKp— 松平賢二 (@kenji19890406) June 3, 2019
『チョレイ!』の影響力・・・恐るべしですね。
張本智和(はりもとともかず)選手と『チョレイ!』の現在は?
現在、コロナ禍で、スポーツ界は試合のあり方を巡って色々な論争があります。
その中の一つに感染抑止のための対策ついて、会場や機器の消毒や、無観客での試合であったり、様々の対策を実施していますが、その方法についての良し悪しが賛否両論となり、問題になっています。
卓球の試合では無観客での試合が続いていましたが、最近ではTリーグの試合では観客を入れての試合が実施されたりしていました。
しかしながら、緊急事態宣言の中開催された『2021年全日本卓球選手権大会』がいつもと違う雰囲気の中、大阪で行われましたが、主観団体の大阪卓球協会では徹底した新型コロナウイルス対策を講じていました。
参加選手に対しても厳しいガイドラインが設けてあります。
参加選手に対しても、卓球台の上で手を拭かない、シューズの底を汗の付いた手でぬぐわない、そして大きな声でのガッツポーズもできるだけ抑えるようにする、という ガイドラインを設けている。
コート周りの除菌対策は当然だろうが、選手の「慣習」に対するガイドラインは、選手自身に微妙に影響を与えている。
卓球を知らない人からすると、「なぜ卓球選手は台の上で手を拭くのだろう」という疑問を抱くらしい。これは、タオリング(6本ごとにタオルで汗をぬぐうことができる)ができないとき、選手は噴き出す汗をぬぐう手だてがないからだ。汗をかいた手でラケットを握ると微妙に滑る。
最初のうちはウエアやショーツで拭くのもいいが、ゲームが進んでいけば、それさえも濡れた状態になる。そこで、卓球台の上で手の汗をぬぐう。ボールがバウンドする、エンドライン付近では、ボールが汗でスリップしてしまうために、選手たちはできるだけバウンドしないネット付近まで行って、台の上に手を置き、汗をぬぐう。
これは選手にとっての「間を置く」ルーティンでもある。相手を見ながら自分を冷静にさせ、作戦を考える一瞬だ。シューズの底を手でぬぐうのは、シューズが滑らないように手の汗を付けたり、卓球台のときのように手の汗を取っているもうひとつのルーティンとも言える。
引用:卓球王国より
記事にもあるように卓球選手にとっては試合中のルーティンは自分自身のペースで試合を進める上で重要な役割があります。
そのルーティンを規制され、ペースを掴めないまま試合をすることになるのです。
そして、もっとも重要なのは得点したときのガッツポーズだ。張本智和の「チョレイ」や、福原愛さんの「サーッ」は有名だが、これは慣習を越えたメンタルのルーティンだ。選手たちは大事な局面で弱気になりがちな自分を鼓舞する。そして得点したときに思わず「ヨシッ」と拳を握り、気合いを外に放出する。
それはさしずめ大相撲の力士が制限時間いっぱいのとき、力水を得たあとに自分の体や顔を平手でピシピシと叩く所作にも似ている。体の中の気合いを外に出すと同時に、さらに自らのアドレナリンを高めているのかもしれない。
卓球台を拭く動作というクールダウンと、ガッツポーズを繰り返しているのが卓球の選手たちなのだ。
張本のガッツポーズは「チョレイ」が一人歩きして話題になったが、普段はおとなしい物静かな少年が自分自身を最大限に鼓舞し、相手を倒しにいくための「声出し」になっている。これについては、世界選手権の優勝監督であるスウェーデンのグレン・オースト氏も「彼の才能に何の疑いもない。あとはメンタルをどうコントロールするのか。ガッツポーズにエネルギーを使うべきではない」と指摘したこともある。ポーカーフェイスで淡々と試合をする選手もいるが、自分を鼓舞しながら自分のリズムを作っている選手がほとんどだ。
昨日のベスト8決定戦(6回戦)、御内健太郎(シチズン)戦で、張本は幾度となく主審に声を出すことを注意されてしまった。しかし、相手への威嚇行為以外のガッツポーズはルールでは禁止されていないし、今大会の「ガッツポーズ自粛」はあくまでも「要請レベル」だった。
1、2回戦では選手たちも静かだった。抑制されていた。ところが、4回戦、5回戦と試合が進んでいくと、彼らの興奮水準はマックスになり、ガッツポーズを抑えることはできなかった。
張本対御内戦では、張本は相手にマッチポイントを許す窮地に陥るほどの大接戦となった。闘争本能むき出しでで相手と対峙しているために、張本にしてもルーティンを抑制する術はなかった。
ガイドラインは理解できるが、このような選手たちに「ガッツポーズをやめなさい」と言うことは、「フルスイングをしないで8割くらいで抑えなさい」と言うようなものだ。
張本は大苦戦の末の勝利直後に、主審に対して深々とお辞儀をした。
彼自身も注意されていることを申し訳なく思っていたが、選手としての闘争本能を止めることはできなかったのだろう。
ウイルス対策は十分に理解する。主審の忠実な注意も当然だろう。しかし、選手の本能を抑制することはできない。たびたび注意することが試合を壊さないだろうかと心配になることもある。
引用:卓球王国
張本智和(はりもとともかず)選手の『チョレイ!』にしても、注意されることで、ペースを崩してしまうことになります。
現在、緊急事態宣言が発令され、新型コロナウイルス対策を徹底することは必要なことだとは思いますが、白熱した試合、全力で試合をする選手たちを観ることはファンにとっては元気をもらえることにもなると個人的には思いますが・・・今はそうも言っていられないのかもしれませんね。
現在は『チョレイ!』と叫ぶことも規制されて、思うように試合に集中できないのかもしれません。
早く、心置きなく『チョレイ!』と叫ぶ張本智和(はりもとともかず)選手の姿をみたいとおもいますよね。
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