今、もっとも注目されている男子卓球選手の張本智和(はりもとともかず)選手。
ジュニア時代から数々の大会で優勝し、15歳で世界大会においても史上最年少で優勝を飾るなど注目されていました。
高校生にになり、その体型はまさにアスリート!筋肉がヤバイと話題になっています。
成長した張本智和(はりもとともかず)選手の身長や体重、トレニーング方法など調べてみました!
目次
張本智和(はりもとともかず)選手のプロフィール
- 出生名:張 智和(チャン・チーフーア)
- 現氏名:張本 智和(はりもとともかず)
- 生年月日:2003年6月27日
- 年齢:17歳
- 国籍:日本(2014年に中国籍から帰化し日本国籍を取得)
- 出身地:宮城県仙台市
- 血液型:O型
- 所属:木下マイスター東京
- 高校:日本大学高等学校
プロフィールを調べてみると、ご両親共に中国籍で、張本智和(はりもとともかず)選手や妹の張本美和(はりもとみわ)さんも中国名があるんですね。
母親の張凌(ちゃん・り)さんは中国籍のままのようですが、2014年に父親の張本宇(はりもとゆ)さん、妹の張本美和(はりもとみわ)さんと共に日本国籍を取得して帰化されているようです。
ご両親共に中国で活躍された有名な卓球選手で、まさにサラブレットなんですね。
出身は仙台市とありますが、現在は東京都北区に居住中のようです。
張本智和(はりもとともかず)選手の身長は?体重は?
小学生の頃から天才卓球少年としてバラエティ番組などでも見かけていましたが、現在は高校2年生。
身長もグッと伸びて筋肉質な感じに成長されていますよね。
身長は現在176cm
体重は64kgだそうです。
高校生男子の平均身長は17歳で170.9cmなので、ちょっと高めですね。
平均体重は62.8kgなので、一般的な高校生よりがっちりしている感じになります。
卓球選手と言えば、イメージ的に他のスポーツ選手に比べると華奢なイメージですが・・・
有名選手の水谷隼(みずたにじゅん)選手や、他の選手を見ても実はかなりのマッチョ揃いです。
水谷隼(みずたにじゅん)選手の筋肉・・・バッキバキですね。
ゆったりしたユニホームの為、あまり目立たないのかもしれませんが、卓球は素早い動きを求められ、足も使うし、ラケットを振る動きなどから、上半身もかなり鍛え上げられていくんでしょうね!
張本智和(はりもとともかず)選手のランキングは?
現在、高校2年生の張本智和(はりもとともかず)選手。
初めてラケットを握ったのは2歳の頃!
ご両親共に卓球選手という、恵まれた環境の中で、2歳から卓球を続けてきているなんて驚きですね。2歳といえば、まだ歩き出して間もない頃ですから。
2010年の小学1年生の時には『全日本卓球選手権大会(バンビの部)』で優勝し、その後無敗で6連覇を成し遂げているそうです。
まさに神童ですね!
2015年9月には、当時小学6年生だったにもかかわらず、フランスで開催される予定だった『世界ジュニア選手権』の日本代表に選出されて注目されています。
残念ながら、この大会はパリで起こった同時多発テロの影響で中止されています。
9月24日、日本卓球協会は11月28日〜12月6日にフランスで行われる世界ジュニア選手権の日本代表選手を発表。小学6年生の張本智和(仙台ジュニア)が4番目の男子代表に選出された。男女各4名の代表選手は下記のとおり(WR=2015年9月発表の世界ランキング)。
■男子選手
三部航平(青森山田高) WR108 1997年7月13日生まれ
及川瑞基(青森山田高) WR146 1997年6月26日生まれ
木造勇人(愛工大名電高) WR204 1999年10月22日生まれ
張本智和(仙台ジュニア) WR301 2003年6月27日生まれ■女子選手
伊藤美誠(スターツSC) WR10 2000年10月21日生まれ
平野美宇(JOCエリートアカデミー) WR17 2000年4月14日生まれ
佐藤瞳(札幌大谷高) WR29 1997年12月23日生まれ
早田ひな(石田卓球クラブ) WR65 2000年7月7日生まれ
張本は大会開幕時に12歳5カ月。2012年大会に同じく小学6年生で出場した伊藤美誠の12歳1カ月には及ばないが、男子では史上最年少の世界ジュニア代表となった。9月18〜20日に行われた世界ジュニア代表選考会では8勝5敗で総合6位。この結果を考えれば、思い切った抜擢だが、今年2月のサフィール国際では当時世界ランキング43位のO.アサール(エジプト)、同71位のルンクイスト(スウェーデン)を連破し、世界の卓球関係者から注目を集めている。引用:卓球王国
雑誌、卓球王国でも取り上げられ、記事にもあるように、これまで女子では伊藤美誠(いとうみま)選手が12歳1ヶ月で代表に選出されていたり、話題になる卓球選手と言えば、女子選手の活躍が取り上げられることが多く、12歳5ヶ月での選出は男子では史上最年少!
注目度の高さがわかりますね。
その後も各カテゴリーで優勝を重ね、世界ランク最高3位にまで上りつめています。
現在は世界ランク5位となっていますが、この実績を高校生で達成しているのですからスゴイですよね!
張本智和(はりもとともかず)選手の筋肉がスゴイ!
卓球の試合中、動きの中で見える腕の筋肉!足の筋肉!くっきりと筋肉が見えるほど盛り上がっていますよね。
まだ、幼さも残る張本智和(はりもとともかず)選手の細い体には似つかわしくないほど、筋肉がついているのがはっきりわかりますよね。
小学生から世界大会に選出されるなど、卓球に必要なトレーニングを続けている張本智和(はりもとともかず)選手。
どんなトレーニングを積んできたんでしょう…気になりますよね!
ウエイトトレーニングの後に焼肉に行ったツイートを見つけました!
森薗さんごちそうさまでした🙏🤩 https://t.co/prn1w1Yx1V
— 張本智和 Harimoto Tomokazu (@ktbMh4Ou53hEvzR) June 29, 2019
卓球について詳しくないと、卓球台やラケットの大きさから、テニスの小型版のようなイメージだし、それほど激しいスポーツのイメージはないですよね。
実際にはスピード感のある試合運びや、強弱のあるラリーを制するために全身の筋肉を使った動きが必要なのだそうです。
強く早いスマッシュを打つ為には腕全体だけではなく、肩や背中の筋肉も必要になるそうです。
スマッシュの最高時速は280kmとも言われ、新幹線の最高速度285kmと大差ないと思うとビックリですよね。
試合中にはボールが消えて見えるほどのスピード。そのスピードい追いつくための動き出しが必要になるため、足腰の筋力も強化する必要があるんですね。
世界の舞台で闘う張本智和(はりもとともかず)選手は2016年4月から『JOCエリートアカデミー』に入校し、特別なトレーニングを実施しているようです。
張本智和(はりもとともかず)選手はどんなトレーニングをしている?
張本智和(はりもとともかず)選手が入校した『JOCエリートアカデミー』とはどんなところなんでしょう。
2001年12月に小学生のナショナルチームを結成し、多くの一流選手を輩出してきた。丹羽選手、松平選手など、今活躍している選手はほぼ全員といっていいほど、この小学生ナショナルチームで修行を積んできた。
その後、「JOCエリートアカデミー」という団体ができたのは2008年のことだ。
JOCエリートアカデミーは日本オリンピック委員会が管轄する団体だ。以前から私は、現在の味の素ナショナルトレーニングセンターのような強化育成機関の建設の検討を協会に要望していた。それがかなって、2008年にようやく施設ができ上がった。
その設立の際にJOCが3つの事業を打ち出したのだが、それがコーチアカデミー、キャリアアカデミー、そしてエリートアカデミーだ。
このエリートアカデミー事業に参加したい競技団体を募集したときに私はどこよりも先に手を挙げた(卓球男子)。
そうして卓球男子の1種目のみでスタートするかに思われたのだが、開校3~4カ月前になってレスリング男女が加わった。
そして、開講ぎりぎり2週間前に、卓球女子が滑り込んで、レスリング男女、卓球男女の2競技で、2008年4月にスタートとなった。
そこへ現在は、フェンシング、飛込、ライフル射撃、ボート、アーチェリーが加入して、7競技となっている。
引用:卓球メディアRallys(ラリーズ)より
『JOCエリートアカデミー』の成り立ちについて、『Rallys』の特集記事で卓球界のレジェンド宮崎義仁(日本卓球協会・強化本部長)さんがインタビューで語っているように、日本オリンピック委員会が管轄する団体です。
多くのアスリートを国際舞台で活躍でき、将来スポーツ界を引っ張っていけるような人材を育成する目的で設立されています。
もちろん、だれでも入校できるわけではなく、選抜された選手のみが参加できます。肉体的なトレーニングだけでなく、語学や栄養学など、アスリートとして必要な全てのプログラムが組まれているそうです。
張本智和(はりもとともかず)選手の普段のトレーニングは卓球選手として技術を高めるトレーニングと筋力強化を目的とした基礎トレーニングがあるそうです。
卓球の技術トレーニングにはフォアハンドやバックハンドの精度をあげるため、正しいフォームで繰り返し反復練習に励んでているそうです。
筋力アップのためのトレーニングとして、一般的なトレーニングの他に体幹を鍛える『JOCエリートアカデミー』の有名なトレーニング方法があるそうです。
それは、スライドボードという特殊な器具を用いたトレーニングです。
スライドボードのトレーニングとは、表面が滑りやすいボードの上を専用のシューズカバーを履いてスピードスケート選手のように体を滑らせてトレーニングする方法。
滑りやすいボードの上でスピードスケートのように左右に滑ることで、足腰だけでなく、バランスをとることも必要となるため、体幹が鍛えられるそうです。
張本智和(はりもとともかず)選手は高校へ通いながら、寮生活をしています。授業の後には『JOCエリートアカデミー』のトレーニング施設で日々トレーニングを続けているんですね。
張本智和(はりもとともかず)選手の細いながらも美しい筋肉はこうして作られているんですね。
張本智和(はりもとともかず)選手の記録がスゴイ!
高校2年生ですでに世界トップレベルの選手となっている張本智和(はりもとともかず)さんの記録が本当に凄いんです。
12歳で臨んだ、2016年6月の『ITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯(U-21)で当時世界ランキング28位、香港の何釣傑(ホー・クァンキ)選手を破り勝利すると、続く格上の選手を次々と破る快進撃を続け、優勝を飾りました。U21種目での世界史上最年少優勝記録を塗り替えたのです。
その後も数々の最年少記録を塗り替えています。
【最年少記録】
- ITTFワールドツアー(U-21)男子シングルス 優勝 12歳
- 世界ジュニア選手権シングルス 優勝 13歳163日
- 世界選手権シングルス ベスト8 13歳
- ITTFワールドツアー 男子シングルス 優勝 14歳61日
- 全日本卓球選手権 男子シングルス 優勝 14歳6ヶ月
- ITTFワールドツアーグランドファイナル 優勝 15歳172日
2歳からラケットを持ち、卓球王国の中国出身で、世界的にも活躍されていたご両親の元で英才教育を受けていたとは言え、数々の最年少記録を塗り替えていることに改めて驚かされました。
張本智和(はりもとともかず)選手は野球好き?楽天ファン!
仙台出身の張本智和(はりもとともかず)選手、パリーグの野球チーム『楽天イーグルス』のファンであることを公言しています。
2017年14歳の時には初めてオリックスVS楽天の試合で、始球式で鮮やかな投球を披露しました。
日本卓球界の星、張本智和(14)が始球式を行い、鮮やかなノーバン投球を披露した。
「単純に大会でも1位を狙う意味で」と、背番号1のユニホームを着用。人生で初めて球場のマウンドに立った。投球後は小さくガッツポーズした。「しっかり届いて、嶋さんのミットに収まってよかった」と笑顔を見せた。
仙台市生まれで楽天のファン。チームは苦しい状況が続いているが「今日から勝ち続けたらうれしい。ずっと応援しています」と話した。
引用:日刊スポーツより
日刊スポーツの記事にもあるようにコメントからも『楽天愛』が感じられますよね。
2020年に楽天の選手たちが母校に訪れた際にはTwitterで羨ましい・・・とツイートしていました。
いいなあ、羨ましい☺️#母校 https://t.co/eAEinMrnjs
— 張本智和 Harimoto Tomokazu (@ktbMh4Ou53hEvzR) January 25, 2020
他にもTwitterで『楽天イーグルス』に関するツイートも多く、地元仙台のホームチームへの愛に溢れています。
張本は、8年ぶりの楽天復帰となる田中について「決まった時は嬉しさよりもびっくりという感じで、その後に嬉しさがあった。今年田中選手が来ていただいたことで日本一の夢が近づいたのかなと思います」と楽天ファンとしての喜びを語った。
また、「球も日本一、世界でもトップですし、闘志という面でも見ていても気持ちが強いと思う。そこは自分も見習いたい選手です」とファンとしてでなく、1人のアスリートとして田中への尊敬の念を示した。
引用:卓球メディアRallys(ラリーズ)より
2021年1月30日に行われたTリーグの試合後の会見で、『楽天イーグルス』への加入で日本球界への復帰が決まった田中正将(たなかまさひろ)選手のについて喜びを語っていました。
その中で、ファンとしてだけでなく、同じアスリートとしてのその姿勢に尊敬の念を語っていました。
17歳の張本智和(はりもとともかず)選手ですが、精神的にも肉体的にも本物のアスリートに成長されているんですね。
張本智和(はりもとともかず)選手の現在は?
今年はコロナの影響で、夏に開催される予定だった『東京オリンピック』は残念ながら延期となり、国際大会に参加することができず8ヶ月もの間、試合から遠ざかっていました。
その間に張本智和(はりもとともかず)選手はフォームの大改造をしていたそうです。
今回のフォーム改善では、バックスイングを小さく、体に対して高くキープされた。
フォアハンドの得点力は維持され、フォアとバックの切り返しが早くなった張本は11月のワールドカップでカウンターと連打をことごとく決めていた。また、フォアを過剰にケアする必要がなくなったことで、得意の台上技術やバックハンドを最大限活かすことができる好循環が生まれているように見えた。
「過去の張本対策が効かない」
この事態に、ワールドカップ準決勝で張本と対戦したリオ五輪金メダリストの馬龍も明らかに戸惑い、一時はゲームカウント3-1と張本が王者を追い詰める場面もあった。引用:卓球メディアRallys(ラリーズ)より
2020年11月に行われた男子ワールドカップに出場した張本智和(はりもとともかず)選手は記事にあるように、フォーム改善でますますパワーアップして世界の舞台に戻ってきたようです。
進化し続ける張本智和(はりもとともかず)選手、これからの活躍が楽しみですね。
2020−2021のノジマTリーグでは1月30日の試合で張本智和(はりもとともかず)選手が所属する『木下マイスター東京』が首位を走る『琉球アスティーダ』に勝利しています。
ここまで、卓球選手として快進撃を続けてきた張本智和(はりもとともかず)選手ですが、故障があり、思うように試合ができない時期もあったようです。
全日本後の初戦のT.T彩たま戦はまだまだダメだったが、昨日今日と少しずつ良いプレーになっている。彩たま戦後、ナショナルチームの合宿があって、そこから良い練習ができたので、完全ではないが少しずつ調子は上がってきている。
引用:卓球メディアRallys(ラリーズ)より
まだ、腰痛が残っているそうですが、試合後のインタビューで語ったように、すこしずつ調子も戻ってきているようです。
17歳の張本智和(はりもとともかず)選手、成長期でもあり、過酷なトレーニングを続けることで故障をしてしまうこともあるのかもしれません。
現在は復調しているようですし、今年の夏開催されるかまだわかりませんが・・・『東京オリンピック』での活躍にも期待したいですよね。
これからも張本智和(はりもとともかず)選手を応援したいと思います。
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