林道郎氏は美術評論ではトップの人物で「ミスター美術史」とも呼ばれている人物。
女性の権利を守るフェミニストとしても知られています。
今回は林道郎氏についてみていきたいと思います。
目次
報道内容
美術批評家連盟会長の林道郎・上智大学国際教養学部教授(62歳)が、大学時代の教え子から性的関係を強いられたとして損害賠償請求訴訟を起こされていることがわかった。
林氏が会長を務める美術批評家連盟は世界美術批評家連盟の日本支部。国際芸術祭「2019あいちトリエンナーレ」など社会問題になった美術事件についても積極的に声明を発表するなど表現の自由を重んじてきた組織だ。あいちトリエンナーレに対する文化庁の補助金不交付決定に対して、林氏は文化庁事業の外部委員を抗議の辞任をするなどして注目された。
ある中堅美術評論家は「林さんは日本の美術評論ではトップの人物。ミスター美術史とも呼ばれている。数多くの大学で教鞭をとっているように業界ではとても信頼されているし、女性の権利を守るフェミニストとしても知られている。にわかには信じられない」と話す。
性的関係を強いられたとして損害賠償請求訴訟を起こされていたのは、
美術批評家連盟会長の林道郎・上智大学国際教養学部教授(62歳)です。
林氏を訴えたのは、上智大学と大学院で林氏に指導を受けていたSさん。
林氏から研究室の引っ越しを頼みたいと声をかけられ、
これを機に授業で使うパワーポイントなどの資料作成の手伝いを日常的に頼むようになったようです。
2007年10月、林氏の京都出張にSさんも同行することなり、
性的関係を持つことに。
林氏は当時も今も妻帯者ですから、いわゆる『不倫関係』にありました。
Sさんは修士論文についてもラブホテルで林氏から指導を受けたそうです。
林氏側は
「たまたまそのような場所でも指導をしたことがあるというに過ぎません」
と、回答しています。
林氏が勤務する上智大学は、
「本件については個人間のことと認識しておりますので、大学としてコメントは控えさせていただきます」
と説明があったということです。
2人の関係は、2018年に終わっていますが、その後、事情を知った林氏の妻が、
Sさんに対し「不貞行為」で損害賠償請求裁判を起こし勝訴しています。
2021年4月にはSさんが林氏に対し、約2200万円の損害賠償請求を求めて現在に至っているようです。
Sさんは、
「被告は、原告の指導教官の立場にありながら、原告に対し被告と性的関係を持つように繰り返し働きかけ、原告に対し性交渉を含む交際を余儀なくさせた」と主張。
林氏は、
「原告と被告は指導教官と学生という立場ではあったが自立した成人同士の自由恋愛をしていたに過ぎない」
「双方合意」
と主張。
林氏が勤務する上智大学は、
「本件については個人間のことと認識しておりますので、大学としてコメントは控えさせていただきます」との回答があったそうです。
今後、林氏は弁護士同席のもとでなら取材を応じると回答しているとのことで、
どのような回答が得られるのか、気になるところです。
林道郎のプロフィール
名前:林 道郎(はやし みちお)
生年月日:1959年7月20日
年齢:62歳
職業:日本の美術史家・美術批評家・上智大学国際教養学部教授
東京造形大学特任教授
出身:北海道函館市
林道郎の学歴や経歴
【学歴】
出身大学:東京大学文学部卒業
東京大学大学院
【経歴】
1999年:コロンビア大学大学院美術史学科博士号取得
2003年:専門は美術史および美術批評
【主な書籍】
『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』
『零度の絵画—RRの呟き』
『光跡に目を澄まして—宮本隆司論』
林道郎の家族(妻・子ども)
林道郎氏は、妻帯者であることが分かっています。
また、初めてSさんと関係をもった2007年にはすでに結婚していたので、不倫関係だったことも判明しているようです。
林氏の妻や家族構成について調べてみましたが、プライベートに関する情報がありませんでした。
何か情報が入り次第、お伝えいたします。
教え子Sさんは誰?

今回林氏は教え子であるSさんと体の関係を持ち、不倫関係にありました。
大学の教授から関係を求められたのだとすれば、教え子であるSさんの立場は弱いものになります。
大学院修了後も続いた2人の関係は、2018年に終わっているようです。
しかしその後、事情を知った林氏の妻からSさんは「不貞行為」で損害賠償請求裁判を起こされて敗訴しています。
2021年4月にはSさんが林氏に対し、約2200万円の損害賠償請求を求めて現在に至ります。
林氏とSさんが初めて関係を持ったのは2007年10月。
関係が終わったのは2018年ですから、実に11年も関係を続けていたことになります。
林氏側の訴訟関係書類によれば
「原告と被告は指導教官と学生という立場ではあったが自立した成人同士の自由恋愛をしていたに過ぎない」
「2人の関係が対等であった」
「双方合意」などと主張しています。
裁判を起こしたSさんについて調べてみましたが、こちらも特定に至っていません。
今後どうなっていくのか、新たな進展がありましたらお伝えいたします。
ネットの声
これについて林氏側は「たまたまそのような場所でも指導をしたことがあるというに過ぎません」と、Sさん側の弁護士(本件訴訟とは別の代理人)に回答している。
かなり言い訳が苦しいですね。
1人では入らせてくれない場所がたまたまなんて事があり得るのでしょうか。
指導教官という立場を利用し教え子をコントロールしていたなら、個人間の問題というより大学にもこんな男を雇ったことに責任があるだろう。「不貞行為」で奥さんから慰謝料請求されるのも可笑しい話。
指導教官が教え子と肉体関係を持っていた時点で大学は個人間の事として片付けられないはず。
というかそんな風に片付けようとする大学の運営のあり方を疑う。
院の卒論の教官は卒論の出来具合の采配など学生が卒業できるかどうかに関する絶大な影響を持つ。もしも生徒が言いよったとしても、指導教官が手をつけた時点で脅迫かと疑われても仕方がない。故に、ヨーロッパの大学で教えたことがあるが、学生とのミーティングは基本的にドアを開けっ放しにするか他の職員に同席してもらわない限り行ってはいけない規則だった。アメリカも然り。上智はそんなことも規則化していなかったんだろうか。
だとしたら大学はモラハラ、セクハラの温床を作り出しているんだから責任を問われなければいけない
その道の第一人者…ということで、将棋のN原誠氏を思い出しました。異性、同性かかわらず、教え子や弟子の指導には、十分注意する必要がありますね。
この教授が外で不倫相手見つけてたならともかく、学内で、しかも指導してた学生相手であったなら上智大学は個人間の関係で片付けられないでしょ。ましてや学生の方は被害者だっていうなら。
何言ってんだ上智大学は。
この見て見ぬふりの姿勢は今後上智がどんな綺麗事言ってても響いてくるな。
「学生の論文指導をたまたまラブホテルでした?」などと非常識極まりない。「女性の権利を守るフェミニスト」「表現の自由を重んじる」などと一見もっともらしいことを言っているが、やっていることは最悪、最低。上智大学は、事実関係をきちんと調べて、この教授を処分しないのだろうか。それとも、上智大学ではこういうことは日常茶飯事なのだろうか。もしそうなら、上智大學は名前を変更した方が良い。
林教授は、トリエンナーレの補助金の件で抗議して、2019年に外部委員を辞任されている。
その時期は、妻が愛人扱いした教え子を訴え、教え子からパワハラ、セクハラで訴えられていたわけか。「表現の自由」とか言っていたが、指導した学生には性的な取引がなければ自由を与えない。
被害者としての心を表現したら、権力を笠にかけて裁判で潰しているではないか。これが美術評論界のトップとは。
一緒に「表現の自由」を主張していた立派なお仲間たちは、権力に負けて自由にコメントもできないのだろうか。
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