高校生、大学生のみなさん!
卒業まであと少しとなっているいま、就職・進学前に免許を取得しよと自動車学校に通われている方も多いのではないでしょうか?
免許取得には実技試験通過後に「本免学科試験」を合格しないといけません!
今回は最後に笑って運転免許取得ができるように本免学科試験の出やすい問題についてご紹介します。
目次
本免試験の合格率は71%!
毎年警察庁が運転免許統計を出しています。
最新データ(令和元年版)での結果は以下の通りです!
・本免学科試験 普通免許 合格率71.5%
・仮免学科試験 普通免許 合格率79.7%
約8%の合格率の違いがあります!!
本免試験の方が合格率が低く、難しいです。
「仮免試験で勉強してるから大丈夫!!」と甘く見てると痛い目にあうので注意してください。
本免試験とは?仮免試験とは何が違うの?
本免試験と仮免試験の違いは大きく2つあります!
・出題範囲の広さ(第一段階、第二段階の両方から出題されます)
・出題数の多さ(文章問題90問、イラスト問題5問)
2つの違いについて見ていきましょう。
出題範囲が倍に広くなる!?
出題範囲は仮免試験よりも幅広いです!
なぜなら仮免試験の出題範囲である「第1段階」と合わせて「第2段階」が本免試験の出題範囲になります。
見てわかるように第1段階と第2段階が合わさると結構な量になります。
本免試験では第1段階と第2段階から半々ぐらいで出題されるため、仮免試験の内容を復習しつつ第2段階の学科で学んだことを覚えないといけません!
そのため、早め早めに勉強を進めてくださいね。
出題数が倍増するって本当!?
出題範囲が広くなるだけではなく、出題数も多くなります。
仮免学科試験 | 本免学科試験 | |
---|---|---|
試験時間 | 30分 | 50分 |
出題数 | 50問 | 95問 |
問題形式 | 文章問題 | 文章問題、イラスト問題 |
本免試験では出題数が多くなり、それにともない試験時間も長くなります。
1問30秒ちょっとで解いていく必要があるため悩んでいる時間はありません!!
また、本免試験ではイラスト問題が新しく出題されます。
イラスト問題は危険予測問題とも言われており、イラストで提示された運転場面でどのような危険が予測されるのかを考える問題です。
イメージはこんな感じです↓
①前方の四輪車は横断歩道上の歩行者よりも先に左折すると思うので、このまま進行する。
②原付が左折する四輪車をよけて右に出てくるかもしれないので、速度を落としてその動きに注意する。
③原付は四輪車が停止したらその後ろに停止すると思うので、右側に出て右折する。
①〜③で正しいものに●、間違っているものに✖️をつけてください。
イラスト問題には簡単なものから難しいものまであるのでしっかり勉強していきましょう。
上のイラスト問題の解答はこちら!!
①・・・✖️ ②・・・● ③・・・✖️
【出やすい問題】本免試験から新しく出題される問題パータン!
本免試験の範囲=仮免試験の範囲+第2段階の範囲
仮免試験を合格されたみなさんは、第1段階の範囲や出やすい問題についておおよそ把握されていると思うため、ここでは第2段階の範囲について解説していきます。
では第2段階の範囲で出やすい問題パターンを見ていきましょう!!
運転中の死角について ★★
運転中の死角についての問題は本免試験に出題される可能性が高いです!
主に「四輪車から二輪車が死角になりやすい」という内容の問題が出題されます。
【問題】四輪車からみる二輪車は、距離は実際よりも近く、速度は実際よりも速く感じやすい。
四輪車は二輪車の速度を実際よりも遅く見たり、距離を遠くに見たりする傾向があります。そのため、「二輪車は思っている以上に速く近くに接近しているかもしれない」と考えて判断しましょう。
【問題】道路の右側のガソリンスタンドに右折して入ろうと停止していたとき、対向車のトラックが先に入るように合図してくれたので急いで右折した。
急いで右折してはいけません!!
トラックのかげから二輪車が出てくる可能性があるため、確認してから右折しましょう。
人間の能力と運転について ★★
「人間の能力と運転について」と一体何のことか分かりづらいですが、反応時間や視野の動き、環境の変化による感じ方の違いなどについての問題です。
こちらも本免試験に出やすいので確認しておきましょう!!
【問題】危険を認めブレーキをかけ、ブレーキがきき始めるまでの1秒間を反応時間という。
自動車は情報を認知し、操作に移すまでには時間がかかります。
【問題】速度が速くなるほど遠くのものが見えにくくなる。
スピードが速くなるほど視野が狭くなり、近いものが見えにくくなります。
【問題】同じ速度で走っていても、夜間は昼間より速く感じる。
夜間はまわりが暗く見えにくいため、昼間よりも遅く感じます。そのため、スピードが出やすくなります!
他にも「明るい所からトンネルなどの暗い場所に入ると見えにくくなる」や「運転するときには2時間に1回程度を休憩しましょう」という内容が出題されます。
車に働く自然の力について ★★★
「車に働く自然の力」はひっかけ問題としてよく出題されます。
車に働く自然の力には、カーブでの遠心力や摩擦により空走距離と制動距離、衝突したときの衝撃力などがあります。
自然の力に対するマニュアル車や二輪車の運転方法についても出題されるので、オートマチック車限定免許の方は点数を落としやすい場所です。
【問題】速度が2倍になれば、空走距離と制動距離はどちらも2倍になる。
速度が2倍になると、空走距離は2倍にしかなりませんが、制動距離は4倍になります。
【ポイント】
制動距離、遠心力、運動エネルギーはおおむね速度の2乗に比例して大きくなっていくのでまとめて覚えておきましょう。
【問題】カーブの半径が小さいほど、遠心力は大きくなる。
カーブの半径が小さいほど遠心力は大きくなります。
急カーブに入るときはカーブの手前で十分にスピードを落としましょう。
【問題】二輪車でカーブやまがり角を通行するときは、クラッチを切らないで、つねに車輪にエンジンの力をかけておいた方がいい。
この問題は本免試験の練習問題にもよく出てきます。
二輪車はカーブやまがり角ではクラッチやハンドルを切ると横転する可能性があるため、エンジンの力や車体を傾けることで自然にまがるようにしましょう。
【問題】長い下り坂を走行するときは、四輪車はフットブレーキ、二輪車は前・後輪ブレーキを主として使い、エンジンブレーキは補助的に使う。
長い下り坂では、四輪車も二輪車も低速ギアでエンジンブレーキを主として使います。
ブレーキを使いすぎるとブレーキが過熱し、フェード現象やベーパーロック現象が起き、ブレーキがきかなくなるため気をつけましょう。
また、マニュアル車の坂道での駐車方法についても出題されます。
登り坂ではローギア、下り坂ではバックギアに入れることを覚えておきましょう。
【問題】二輪車で乾燥した路面でブレーキをかけるときは、前輪ブレーキをやや強く、路面が滑りやすいときは、後輪ブレーキをやや強くかける。
二輪車でブレーキをかけるときは、ハンドルを切らずに前・後輪ブレーキを同時にかけます。
しかし、乾燥した地面では前輪ブレーキをやや強くかけ、滑りやすい地面では後輪ブレーキをやや強くかけます。
横滑りを防ぎ、安定した姿勢をキープできます。
二輪車の問題として、乗車姿勢や車体の選び方などが出やすいです。
【問題】時速60km/hでコンクリートの壁に衝突した場合は、約14mの高さから落ちた場合と同じ程度の衝撃力を受ける。
衝撃力は速度と重量に応じて大きくなります。
運動エネルギーは車の速度の2乗に比例して大きくなっていきます。
他にも、行き違いのゆずり合いでは「坂道では上りの車が優先」「がけ道ではがけ側の反対側の車が優先」「待避所から遠い側の車が優先」などがあります。
悪条件下での運転について ★★★
悪条件下での運転では、夜間帯の対応や非常時の措置についての問題が出題されやすいです。
夜間帯の運転は多くの方が経験されると思いますので、きちんと学んでおきましょう!!
【問題】夜間、街路灯のついた明るい通りを通行するときは、必ずしも前照灯をつけなくてもよい。
夜間帯は明るい場所でも必ず前照灯をつけなければなりません。
前照灯をつける場面では、トンネルの中や濃い霧などがあります。
霧の中で前照灯をつけるときの光の乱射を防ぐため下向きにします。
また、見通しの悪い交差点やカーブでは前照灯を上向きにする、点滅させることで車の存在を気づかせることが必要です。
【問題】雨の日に高速走行すると、タイヤと路面との間に水の膜ができ、ハンドルやブレーキがきかなくなることがあります。
雨の日は視界が悪くなり、ハンドルやブレーキが効きづらくなるため高速走行はやめましょう。
雨の日はスリップしやすくなるため、ブレーキを数回に分けてかける方が安全です。
【問題】走行中、エンジン回転数が上がったままになったときは、ギアをニュートラルにします。
エンジンの回転数が上がったままになったときは、まず、ギアをニュートラルにすることが大切です。
また、下り坂でブレーキがきかなくなってしまった場合は、①減速チェンジ、②ハンドブレーキを引く、③止まらない場合は山側に車体を接触させるか道路わきの土砂に突っ込んで止めます。
【問題】タイヤがパンクした時は、急ブレーキをかける。
パンクしたときは、ハンドルをしっかり握り、車の方向を直すことに集中します。
急ブレーキは横転する可能性があるため禁物です!
後輪が横滑りしそうなときは、すべる方向にハンドルを切り、車の向きを立て直します。
ハンドルを切る方向を間違えないようにしましょう。
悪条件の中には災害時も含まれます。
走行中に大地震が発生したときは、道路の左端にエンジンを止めて駐車し、エンジンキーは抜かず、ドアロックもかけないで避難します。
日本は地震が多いので、出題されやすい問題です。
自動車の管理について ★★
車の部品名などが出てくる問題となるため、車に詳しくない人は苦戦する項目になります。
しかし、出てくる語句は限られており、ひっかけ問題があまりないため点数を落とさないようにしたい項目です。
【問題】四輪車のタイヤのチャーンは、前輪駆動の車は、後車輪に取り付ける。
チェーンは駆動輪に取り付けるため、今回の場合は前車輪に取り付けます。
最近はスタットレスタイヤが主流になってきていますので、馴染みのないチューンの取り付け方は狙われやすい問題です。
【問題】二輪車のチェーンは、中央部を指で押してみたとき、ゆがみなくピーンと張っているのがよい。
二輪車のチェーンには適切なゆるみが必要です。
二輪車の管理方法についても出題されます。
特にチェーンとマフラーのゆるみや破損について出題される傾向が高いです。
自動車の管理のついてはイラストを見ながら勉強した方がイメージが湧きやすいです。
駐車と停車について ★★★
駐車と停車の問題は必ず出題される問題です!!
駐車と停車の意味や禁止場所の違いが紛らわしいので気をつけましょう。
【問題】人の乗り降りのための停止であれば、5分をこえても駐車とならない。
人の乗り降りの停止は時間関係なく「停止」となります。荷物の積み下ろしは5分以内ですので間違いないようにしましょう。
【問題】火災報知機から1m以内の場所は、停車禁止である。
駐車は禁止ですが、停止はすることができます。
このように駐車のみ禁止の場所と駐停車禁止の場所があるのでよく問題を読んで回答しましょう。
【問題】歩道や路側帯のない道路で駐停車するときは、車の左側に歩行者の通行のために0.75m以上をあけておかなければならない。
歩道や路側のない場所での駐停車は左端に沿って駐車します。
0.75mあけるのは歩道や路側帯のある場所のため間違えないようにしましょう。
駐車・停車の問題は標識や標示の理解も必要になってきますので、第1段階の部分もきちんと復習しておきましょう。
乗車と積載について ★★
乗車と積載の問題は紛らわしい問題が多いです!!
自動車によって乗車、積載の制限が細かく設定されているので、数字をきちんと覚えておく必要があります。
覚えるのが面倒くさい範囲ではありますが、そこを狙って出題される傾向が高いためきちんと対策しておきましょう!
【問題】乗車定員は、12歳未満の子供3人を大人2人として計算する。
【乗車定員の計算の仕方】
(乗車定員ー乗車した大人の数)✖️1.5=乗車できるこどもの数(小数点切り捨て)です。
「12歳未満のこどもは2人を大人1人として計算する」という問題がありますがこちらは間違いなのですので気をつけましょう。
【問題】出発地警察署長の許可を受け、積み荷の制限をこえた荷物を積載して運転するときは、荷物の見やすい場所に昼間は0.3m平方以上の赤色の布、夜間は赤色の灯火をつけなければならない。
【ポイント】
・許可を受けるのは「出発地」の警察署長
・0.3m平方以上の「赤い布」
ミスしやすい紛らわしい問題の1つです。
【問題】貨物自動車の荷台に荷物を積んだときは、荷物の積み下ろしに必要な最小限度の人を荷台に乗せることができる。
荷台に人を乗せれるのは、荷台の荷物を見張る場合のみです。それも最小限度の人数です。
他にも、「二輪車に荷物を積む場合は、何cmまではみ出してもいい」という細かい数字が出てくる問題が出題されます。
けん引について ★★
免許を取得してもけん引する場面は少ないですが、何かと出題される範囲です。
【問題】故障車をロープでけん引するときは、その間は5m以内にし、ロープの中央に0.3m平方以上の赤い布をつけなければならない。
けん引する車との間につけるのは白い布です。
5m以内の間隔でロープに白い布(0.3m平方以上)をつけます。
故障車を運転できるのはその車の免許を持っている人だけです。
【問題】普通自動車は、故障車をロープで2台までけん引することができる。
けん引の制限として、①台数の制限、②長さの制限があります。
台数の制限は自動車の種類よって違います。大型・普通自動二輪車、小型特殊自動車は1台まで、それ以外は2台までとなります。
長さの制限はけん引する車の前端からけん引される車の後端までは25mです。
交通事故と保険制度について★★
交通事故と保険制度の問題は、ひっかけ問題として出る傾向は少なく、ポイントをきちんと理解しておけば点数が取りやすい部分です。
【問題】交通事故を起こしたときは、原因はともかく、まず車を止めて負傷者を救護したり、事故の続発を防ぐための措置をしなければならない。
交通事故が発生したときは、①事故の続発を防ぐ、②負傷者の救護、③警察官に報告で基本は対処します。
また、負傷者がいない軽い事故であっても警察への報告が必要です。
「事故の対処順番」「警察官への報告」がポイントです!
【問題】検査標章は、検査を受けた年月である。
検査標章は、次の検査の時期が示されています。
定期点検と車検の時期は自動車によって違うため、確認しておきましょう。
試験に出題されやすいのは、乗車定員10名以下の自家乗用車(車検は2年、定期点検は12ヶ月)です。
他にも、検査を受けるときは、有効な自動車検査証や自動車損害賠償責任保険証明書または責任共済証明書を備えておく必要があります。
検査を必要としない自動車や原動機付自転車も自動車損害賠償責任保険証明書または責任共済証明書を備えつけなければならないので、間違えないようにしましょう。
高速道路での運転について ★★★
大事故になる可能性が高い高速道路。
そのため、高速道路を走行するときのルールや注意点についておさえておきましょう。
高速自動車国道と自動車専用道路の違いは紛らわしく、ミスにつながりやすい部分でもあります。
本免試験で必ず出題される範囲です!
【問題】高速道路はミニカーや総排気量125cc以下または定格出力1.00kw以下の普通自動二輪車、原動機付自動車は通行できない。
この問題もよく出題されます。
高速自動車国道と自動車専用道路では走行できる車の種類が異なるため、どの種類の車が通行できるのかをきちんと覚えておきましょう。
また、高速自動車国道は他の車をけん引している車も走行できません。
【問題】高速自動車国道では、普通自動二輪車や大型自動二輪車の最高速度は、100km/hである。
高速自動車国道の最高速度、最低速度の問題は出題されやすいです。
最低速度は一律で50km/h、最高速度は自動車の種類によって違うため覚えておきましょう!
自動車専用道路の最高速度は標識などがなければ、一般道路と同じ60km/hです。
【問題】高速道路で普通自動車が故障のためやむを得ず路肩に駐車するときは、必要な危険防止策の措置をとった後は、車外に出ると危険のため、車内で待機する。
衝突の可能性があるため、車内に残らず道路外の安全な場所で待機します。
高速道路の事故対応として、路肩に止まるときは非常点滅表示灯や尾灯をつけ、停止表示器材を置きます。
高速道路の事故対応は出題率が高いです!
【問題】高速自動車国道や自動車専用道路では、大型自動二輪車や普通自動二輪車の二人乗りは禁止されている。
高速道路で二人乗りできる人は、年齢が20歳以上であり、大型二輪、普通二輪免許を取得してから3年以上です。
一般道路では、年齢は関係なく、取得してから1年以上になります。
間違いやすいので注意してください!
他にも、「トンネルではライトをつける」「高速道路で走行する前にタイヤの空気圧を高くする」「本線車道に入るときはスピードを上げて入る」などの問題が出題傾向にあります。
危険予測(イラスト)問題について
危険予測問題は必ず5問出題されます。
出題されるパターンは限られていますので、練習問題を重ねれば点数は取れます!
【問題】交差点を左折するため10km/hに減速しました。どのようなことに注意して運転しますか?
①歩行者が横断歩道の横断を始めているので、横断を終えるまで手前で待つ。
②夜間は視界が悪くなりため自転車などの発見が遅れがちになるので、注意して走行する。
③前照灯の照らす範囲のそとは見えにくいので、左側の横断歩道全体をよく確認して進行し、横断歩道の手前で止まる。
① ●
歩行者が横断を終えるまでは横断歩道の手前で待ちます。
② ●
③ ●
前照灯がついていても視野が悪くなるため、横断歩道全体を確認し、自転車などに注意して左折します。
【問題】50km/hで進行しています。どのようなことに注意して運転しますか。
①カーブが曲がりきれずにガードレールにぶつかるかもしれないので、中央線に寄って走行します。
②対向車が中央線をはみ出してくるかもしれないので、警音器を鳴らして注意を促し、このままの速度で走行します。
③見通しが悪くカーブが先が見えないので、速度を落として左寄りを走行する。
① ✖️
② ✖️
交通量の少ない山道ではスピードが出やすいですが、カーブの入り口で十分に減速します。
③ ●
対向車がいる可能性を考えて、スピードを落として、左寄りを走行します。
本免試験の対策問題集20問!!【ひっかけ問題多め】
それでは第1段階、第2段階の範囲を合わせて、ひっかけ問題多めの問題を解いていきましょう。
標識や標示で最高速度が指定されていない高速自動車国道の本線車道における大型バスの最高速度は80km/hである。
【解答】 ✖️ 大型バスは最高速度100km/hです。
【問題2】
0.75m以下の路側帯のある道路に駐車するときは、車道の左側端に沿って駐車する。
【解答】 ●
0.75m以上の場合は、車道の左側端ではなく0.75mをあけて駐車します。
【問題3】
横断歩道は、横断する人がいないことが明らかな場合でも。横断歩道の手前でいつでも停止できるように減速して進むべきである。
【解答】 ✖️ 明らかに人がいないときは、減速する必要はありません。
【問題4】
交差点や交差点付近でないところで緊急自動車が近づいてきたときは、左側に一時停止しなければならない。
【解答】 ✖️
交差点や交差点付近ではないところでは左側に寄って進路をゆずります。徐行、一時停止は絶対ではありません。
【問題5】
大型貨物自動車に積荷をする高さの制限は、荷台から3.8mまでである。
【解答】 ✖️ 荷台からではなく、地上から3.8mです。
【問題6】
エンジンの総排気量125cc以下の普通自動二輪車は、高速道路を通行することができない。
【解答】 ●
【問題7】
どのような道路でも、歩行者が通行できるだけの幅を残して駐車しなければならない。
【課題】 ✖️ 歩道や路側帯のない道路では、道路の左端に沿って駐車します。
【問題8】
エンジンの回転数が上がったままになったときは、ブレーキを小まめにかけ続ける。
【解答】 ✖️ ギアをニュートラルにして対応します。
【問題9】
危険防止のためであっても、駐停車禁止の場所に止めてはいけません。
【解答】 ✖️ 危険防止のためであれば、駐停車禁止場所でも止めることができます。
【問題10】
見通しの悪い交差点でも、優先道路を走行しているときは、徐行しなくてもよい。
【解答】 ● 優先道路の場合は徐行せずに走行できます。
【問題11】
走行中にタイヤがパンクしたため、ハンドルをしっかり握り、急ブレーキをかけた。
【課題】 ✖️
急ブレーキではなく、スベる方向にハンドルをきり、車体を立て直します。
【問題12】
路面電車に乗り降りする人がいる時は、安全地帯の有無に関係なく、乗降客や道路に横断する人がいなくなるまで停止していなければならない。
【解答】 ✖️ 安全地帯があれば徐行して通行してもよいです。
【問題13】
図の標識のあるところでは、荷台から高さ3.3mまでの積んだ車は通行できる。
【解答】 ✖️ 荷台からではなく地上からの高さが3.3mです。
【問題14】
夜間、一般道路に駐停車する場合は、どんな時でも駐車灯や尾灯をつけなければならない。
【解答】 ✖️
照明などにより、50m後方から見える場所に駐停車している場合は駐車灯や尾灯はつけなくてもよいです。
【問題15】
徐行しようとするときと、停止しようとするときの手の合図は同じである。
【解答】 ● どちらも手を車体の外に出し斜め下に伸ばして合図します。
【問題16】
図の標識は、積荷の重さが5.5トンをこえる車の通行ができないことを示している。
【解答】 ✖️ 積荷の重さではなく総重量が5.5トンをこえる車が通行できません。
【問題17】
交差点とその端から30m以内の場所は駐停車が禁止されている。
【解答】 ✖️
駐停車禁止場所は、交差点とその端から5m以内です。30m以内で禁止されているのは追い越しです。
【問題18】
急ブレーキをかけたときに、ブレーキペダル細かな振動を感じたが、そのままブレーキパダルを踏み続けた。
【解答】 ●
細かく振動しているのはアンチロックブレーキが作動している特徴的な現象なので、そのままブレーキペダルを踏み続けます。
【問題19】
カーブを曲がるときの遠心力は、速度が2倍になれば、遠心力も2倍になる。
【解答】 ✖️
遠心力は速度の2乗に比例するので、速度が2倍になれば、遠心力は4倍になります。
【問題20】
交差点において警察官が両手を垂直に上げているときは、警察官の身体の正面に平行する方向に交差する方向の交通は、赤色の信号と同じ意味である。
【解答】 ● 警察官に対面する交通になるので、赤色の信号と同じ意味になります。
いかがだったでしょうか?
今回は、本免学科試験を一発合格するために出やすい問題を項目ごとに紹介し、最後にひっかけ問題を中心に20問を出題しました。
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