鹿児島市の認可保育園で保育士が2歳男児を倉庫に閉じ込め、子供が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症した事案があったようです。
保育士による虐待のような行為がいろいろな場所で問題になっていますね。
こちらの事案があった認可保育園はどこなのか調査してみました。
ニュース概要
鹿児島市の認可保育園で9月、女性保育士が2歳男児を施設内の倉庫に閉じ込めていたことが14日、園などへの取材で分かった。男児は登園を嫌がるようになり退園。その後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。園の理事長は「不適切な指導だった。保護者や園児に申し訳ない」としている。 【写真】(別カット)園児が閉じ込められた保育園内の倉庫=鹿児島市 園によると、9月15日、言うことを聞かなかったとして、担任の女性保育士が、掃除用具や段ボールなどが収納してある1階の倉庫に、電気を付けず閉じ込めた。倉庫は窓がなく、大人1人ほどが入れる広さ。鍵はないがドアノブ、電気スイッチは約1.3メートルの高さにあり、園児が内側からドアを開けたり、電気を付けたりするのは難しい。女性保育士が同日、園に迎えに来た保護者に「言うことを聞かなかったのでお化けの部屋に入れた」と伝え、発覚した。 園は取材に「4、5秒ほどドアを閉め、女性保育士はその場を離れていない」と説明。保護者は「園からは、保育士は2階の教室にいったん移動してから戻って来たと聞いた。閉じ込めたのは数十秒という説明だった」と話している。 保護者によると、2歳児は暗闇や閉所を怖がったり、突然泣き出したりするなど不安定な状態になり、10月上旬に退園した。11月下旬、鹿児島市の医療機関から閉じ込めを起因とするPTSDと診断された。現在、待機児童となっている。 園は常勤の保育士15人に聞き取りをし、男性保育士が過去に他の園児1人を閉じ込めたことを認めたという。理事長は「2件以外に同様の事案はないと認識している。愛情を持ってのことだったと思うが、時代にそぐわない行き過ぎた行為で、同じことが起こらぬよう指導する」と話した。 鹿児島市は11月上旬、子ども・子育て支援法と児童福祉法に基づき、園を立ち入り調査した。担当者は「現在、不適切かどうかも含めて精査している」としている。 ■心的外傷後ストレス障害(PTSD) 強い恐怖を伴う災害や事件などの体験がトラウマ(心的外傷)となり、ストレスが心身に引き起こす障害。体験を繰り返し思い出してパニックや不眠などの症状がある。症状が1カ月未満の急性ストレス障害(ASD)と区別し、症状が1カ月以上持続しているケースが診断対象。一般的に外傷後3カ月以内に発症するが、何年もたってから症状が出ることもある。
鹿児島市の認可保育園に通っていた
園児が保育士により閉じ込められ
心的外傷後ストレス障害(PTSD)を
発症していたことがわかりました。
いったいどこの園で起きたのでしょうか?
閉じ込めの鹿児島市の認可保育園はどこ?
閉じ込めがあった保育園はどこなのでしょうか?
保育園名は現状特定されていません。
実際に2歳児が閉じ込められた倉庫がこちらです。
このような場所に2歳児を
電気もつけずに閉じ込めたなんて
ひどいですね。
「言うことを聞かなかったのでお化けの部屋に入れた」
と該当保育士は保護者に話しており、
「お化けの部屋」と名前を付けているくらいですから
この部屋に閉じ込めをしたのは
一度や二度ではないような気もしますが、
園長によると、この女性保育士がやった
閉じ込めは今回の1件のみだということです。
閉じ込めをした女性保育士は?

この閉じ込めが起きたことで
園は常勤の保育士15人に聞き取り調査を行っています。
そこで別の男性保育士も1回
他の園児を閉じ込めたことを認めたそうです。
男性保育士って少ないですから
特定されそうですね。
現時点では閉じ込めを行った
女性保育士や男性保育士の
情報はなにもないようです。
何かわかりましたらこちらにも記載いたします。
世間の声
毎日本当に考えさせられる話だけども。。 子どもを産む人が少ないから安易に出産費用を増やします、ではなく、、 子どもを産んだ後に安全に、適切な保育環境があることが大事。 待機する必要なく子どもの面倒を見てくれる場所があること。それが大事。 この閉じ込めてしまった保育士さんにはキャパオーバーだったんだと思う。閉じ込もりたい(子どもと距離を取りたい)のはこの保育士さんの方だったかも。そういうことを無くすのに税金を使ってほしい。(人を増やしてほしい) 出産費用より育児環境。 それはもうどの親たちも言ってることで、岸田さんの「聞く耳」はどこのだれの声に向けてるのだろうと思う。
最近この手の事件が立て続けに報道されてます。これだけ次々出て来るという事は、まだまだ日本中同様の事案があると見るべきなのでしょう。私が育った昭和の頃は今なら虐待だよなってのが普通に行われてましたが、やはりもう時代が変わった以上こういうものは容認されません。 その上でその背景にも目を向けないと、何時まで経っても場当たり的対応だけでは改善されないだろうとも思います。保育の現場は慢性的人手不足と長時間労働、賃金が低い事が叫ばれて久しいですが、労働環境は大して改善されていないのが現実。いくら子供が好きでも、同年代の一般OLの3分の2や下手すると半分ではとてもやって行けないでしょう。労働環境の改善が無いと結局は同じような事が続くと思います。
イヤイヤ期の自分の子供一人でも大変なのに、数人の子供をみている保育士さんには頭が下がります。仕事とはいえ、その責任の重さと報酬を考えると、これからもこのようなことが出てくると思います。 子供にとって良い環境や適切な保育が一番大切ですが、保育士さんの環境も改善して欲しいです。出産費用50万はありがたいですが、一時的な支援ではなくて、子育てに関わる大人を含めた社会環境の充実が必要だと思います。
もっと保育の現場をさらけ出して現状何が起こっているかをきちんと世間の人間が理解して保育士の待遇も含めて改善されるように政府に強く働きかける流れになればいいと思いますが あまりなんでもかんでも個人情報を含めてメディアが率先して垂れ流すのも考えものです 個人的には保育士の待遇を良くすると同時に保育士になろうとしている者や現保育士へのきちんとした教育と何かあれば監督者である行政にもきちんと処罰が下されるようになることこれら全てが同時に行われなければならないと思います。
もちろん虐待とか体罰はやってはいけないとは思うけど、過程が一切出ないのもどうかと思う。 保育園だけじゃなく小学校以上になったとしてもその子がなにをした結果、先生にそんな怒られ方をしたのかとか、内容次第でも変わると思う。 それに自分自身に2人目の子どもが産まれた時に上の子はかまって欲しくて、してはいけない事をして注目させようとしたりしたし、保育園でも好きな先生が他の子と遊んでるのを見てそういった行動をとってしまう子もいるんだろうと思う。 それが数人、数十人になったら、そりゃ保育士も優しく諭して躾けるなんて余裕はないだろうなって思う。
イヤイヤ期とか自我の発生期あたりの子供さんを教育指導するのは、一人一人に個性があったり保護者の教育方針にも多少違いがあったりと複数人相手にするのは中々難しい事が多いと想像します。更には小さい子は脳がまだ発達途中なので、興味本位で動く事も多く大人の説得や説明に付いて行けない子が多数存在すると思います。他の子供も同時に面倒を見る必要から時間も限られて来ると、つい強引に分からせる行動になりがち。これが行き過ぎると虐待に繋がってしまうのだろうと想像します。現場のスタッフにしてみれば、毎年一人一人が違ってるから、多分ソコに正解を見出すのは難しいでしょう。政府や自治体は、この問題について改めて見つめ直す事が必要だと思います。恐らくスタッフの人数が足りていないと思う。すると予算に関係してくる。子供教育の入口である保育園の理想的な環境とは何か?まずソコの追求から考える必要があると思う。
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