沖縄県で、国頭村安波の「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場で、作業員2人が落下したケーブルの下敷きとなり死亡する事故が起きました。
なぜこのようなことになったのでしょうか?
調査していきます!
事件概要
28日午後1時55分ごろ、国頭村安波の「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場で「ケーブルが落下した」との119番通報があった。国頭地区消防によると、作業員2人が落下したケーブルの下敷きとなり死亡した。
事故はケーブルの撤去中に発生。ケーブルとみられる落下物の重量は350キロだったという。
海抜132メートルに位置する同発電所は1999年、通商産業省(当時)の全額補助で電源開発(Jパワー)が総工費約364億円をかけ建設したが、需要やコスト面で採算が合わず廃止に。2014年度で運転を終了していた。
出典:yahoo!ニュース
28日午後、沖縄県国頭村にある発電所の解体工事現場で、重さ350キロのケーブルが落下して作業員2人を直撃し、2人は頭などを強く打って死亡しました。
消防などによりますと、28日午後2時前、国頭村安波にある「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場で、ウインチで引き上げられていた重さ350キロのケーブルが落下しました。
ケーブルは、下にいた作業員の男性2人に直撃し、2人は頭などを強く打って死亡したということです。
発電所を管理していた「電源開発」によりますと、地下にあったケーブルを撤去するため、ウインチで引き上げていたところ、高さおよそ150メートルの所から落下したということです。
警察は、ほかの作業員から話を聞くなど、事故の詳しい原因を調べています。
「沖縄やんばる海水揚水発電所」は、世界初の海水を利用した揚水発電所として、平成11年に国の補助金などで建設されましたが、3年前に運用を停止し、ことし9月から解体作業が行われていました。
出典:dmenu ニュース
沖縄県で、国頭村安波の「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場で、作業員2人が落下したケーブルの下敷きとなり死亡する事故が起きました。
また、作業中の事故が起きてしまいました。
最近ニュースになったのは、鉄パイプが落ちて男性1名が亡くなったという事故が記憶に新しですね。
具体的に調べたい方はどうぞ→鉄パイプが落ちて男性1名死亡
本来であれば、安全に行い、けがをしないようにしなければいけない現場で、死亡事故がおきるというのは、とても悲しい事です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
二度とこのような事が起きないように、再発防止に努めていただきたいです。
現場の詳細をお伝え致します。
沖縄やんばる海水揚水発電所
施設名:沖縄やんばる海水揚水発電所(おきなわやんばるかいすいようすいはつでんしょ)
出典:youtube
場所:国頭村安波
そもそもこの施設はなんなのでしょうか?
海抜132メートルに位置する同発電所は1999年、通商産業省(当時)の全額補助で電源開発(Jパワー)が総工費約364億円をかけ建設したが、需要やコスト面で採算が合わず廃止に。2014年度で運転を終了していた。
出典:yahoo!ニュース
より詳細を知りたい方はどうぞ → 発電所に関するwikipedia
たくさんの建設費をかけて建設した水力発電施設のようですね。
もったいないですが、解体工事が始まったようです。
そして、その解体工事の際に、死亡事故が起きてしまいました!
なぜ落下した?

消防などによりますと、28日午後2時前、国頭村安波にある「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場で、ウインチで引き上げられていた重さ350キロのケーブルが落下しました。
ケーブルは、下にいた作業員の男性2人に直撃し、2人は頭などを強く打って死亡したということです。
発電所を管理していた「電源開発」によりますと、地下にあったケーブルを撤去するため、ウインチで引き上げていたところ、高さおよそ150メートルの所から落下したということです。
警察は、ほかの作業員から話を聞くなど、事故の詳しい原因を調べています。
出典:dmenu ニュース
詳しい原因は明らかになっておりません。
考えられる原因としては、
・ウインチが老朽化していた
・ウインチの耐荷重を超えていた
・ケーブルの搬送方法を間違えた
このような事が考えられるのではないでしょうか?
いずれにしても、起きてしまったことはどうしようもありません。
しっかりと原因を調査し、再発防止に繋げていただきたいです!
みんなの声

なくなられた方のご冥福をお祈りします。
ただ、日本全国にこのような無駄な施設があると考えると税金を正しくつかって欲しいし、責任の所在もあきらかにしてほしい。
絶対にあってはならない事故。再発防止に取り組んでもらいたい。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
一生懸命働いていたのにこんなことになるとは…
亡くなられた方ご本人やご家族の方は計り切れない悲しみですね…
ご冥福をお祈りします。
ついこの前も解体現場でパイプが落下して通行人が亡くなりました。
解体現場は建築時よりもコストを抑えがちですが、一歩間違えばこう言う事故が起こります。
細心の注意と徹底した管理が求められますね。
私も仕事上電気関係でした、再発防止のためのカンファレンス等をほぼ毎日の様にしておりましたが、それでも命を落とす仲間が居ました。クレーンや高所作業車の作業の仕方や工事区域の警備について話し合いをし、安全のためには多少の経費をケチらないで出してもらう事等、天候にも注意して安全に作業できるように現場での話し合いも必要かと思います。今回犠牲になられた方々の深い悲しみと哀悼の意を表します。
これから続きのお仕事をされる方も、同じ仕事に携わる方々。どうぞご安全に。
撤去作業中の重機が、ケーブルをしっかりとつかんでいなかったのでしょうか?
しかし、そもそも、非常に重い物体が落下するリスクはあったわけですから、その下に人間が存在するという状況は基本的に避けるべきだったと考えます。
最近、解体工事現場などでの作業ミスによる死亡事故が多いです。危険な業務は、安全対策を2重3重ににて作業してもらいたい。今回の不安全要素を徹底的に解明して、二度と起こさないように再発防止対策をして、水平展開していただきたい。
こういう初歩的な事故が起きる原因の一つに安全管理者不在のパターンがある。
作業員だけのタイトなスケジュールの工事だと視野が狭くなり、リスク管理ができなくなる。
予算削減のために人員が不足していたのだとしたらまたも県の責任が問われるかたちになりそうですね。
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