2018年8月19日に三重県立高校に通う1年生の男子生徒がいじめにより自殺しました。
男子生徒の遺族が加害者4人と県を相手どり、約7千万の支払いを求める訴訟を起こしたことが24日にわかりました。
また、このいじめ自殺の件に関しては、「調査が不十分だ」として現在も第三者委員会による再調査が行われている最中だそうです。
このいじめに関する情報を集めてまとめてみました。
目次
ニュース概要
三重県立高1年の男子生徒=当時(16)=が自殺したのは生徒らによるいじめが原因だったなどとして、男子生徒の遺族が加害者とされる生徒4人と県を相手取り、連帯して約7千万円を支払うよう求める訴訟を津地裁に起こしたことが、関係者への取材で分かった。 関係者によると、遺族は男子生徒が加害者とされる生徒からのいじめで精神的苦痛を受けて自殺したと主張。男子生徒から相談を受けていた教諭の対応にも問題があったと訴えているという。 提訴は8月10日付。第1回口頭弁論が10月21日に予定されている。答弁書の提出期限は同月7日とされ、県教委は今月24日に開く教育委員会定例会で訴訟への対応を報告する方針。 男子生徒は平成30年8月19日に自殺。県教委の第三者委員会は調査報告書で、生徒による無料通信アプリLINE(ライン)への書き込みなど6件の行為について、自殺との因果関係を認めた。 一方、県教委が加害者とされる生徒への聞き取りをしていなかったことなどから、遺族は「調査が不十分だ」として再調査を要望。県は昨年8月に別の第三者委員会を設置して再調査を進めている。
2018年8月に三重県立高校の男子生徒が自殺をしました。
原因はいじめです。
県教委の第三者委員会は調査報告書で、生徒によるLINEの書き込み6件について、自殺との因果関係を認められています。
内容の例として、部活動のLINEグループで「かす」「いらんわ」と書かれれたり、見られたくない画像をクラスメートのLINEグループに投稿されたりなどがあったそうです。
個人間のやりとりだったとしても悪質ですが、グループラインで晒し者のようにされるのもかなり精神的にきついですね。
そして今年8月10日付けで、男子高校生の遺族が県と加害者の4人を相手どり、約7000万の訴訟を起こしました。
遺族は、男子生徒がいじめで精神的苦痛を受けて自殺したと主張しています。
また、男子生徒から相談を受けていた担任兼部活動顧問の教師もいじめを知りながら対応を怠ったと主張しています。
いじめがあった高校はどこなのでしょう。次の章で調査しています。
いじめがあった三重県立高校はどこ?石薬師高校?

いじめで自殺があった三重県の高校はどこなのか調査しました。
そうしましたら、このような情報を入手しました。
鈴鹿にある石薬師高校です。津市の橋南中学校といえ、三重県はいじめ大国ですね。
石薬師ならイジメありそう
このような書き込みを見つけました。
石薬師ならいじめありそう、とはあまり評判の良くない高校なのでしょうか。
また、他の掲示板でもこのようなやりとりを見つけました。
高1の子が自殺したのは石薬師高校ですか?
石薬師ではありません。
はい。石薬師です。知り合いです。
こちらでは、石薬師でで知り合いだという方と、石薬師はないと否定している方がいます。
まったく別の掲示板で石薬師高校の名前が出ているので可能性はありますが、報道では三重県立高校としか公開されておらず、まだ確定はできない結果となりました。
今後も調査を続けます。
加害者の4人(上級生3人・同級生1人)は誰?

2018年の三重県教育委員会の第三者による「県いじめ対策審議会」で、加害者は4人と報告されています。
そのうち上級生が3人、同級生が1人と特定されました。
先輩主体でのいじめだったのですね。
この4人の情報に関してはまだ何もつかめていません。
引き続き調査を続けていきますので、続報をお待ちください。
担任で顧問だった教師は誰?

遺族側の訴状では「クラスの担任で部活動の顧問だった教師が、いじめを把握していたにもかかわらず対応を怠った」とも主張されています。
いじめを把握していたとのことですが、自殺した生徒から相談などがされていたのでしょうか?
担任の先生がどのように、どの程度いじめを把握していたのかはわかりませんが、
少しでもいじめのことを知っていたのなら早急に対応して男子生徒を救ってあげて欲しかったです。
教師が誰かについての手掛かりはなく、現在も調査中です。
世間の声
加害者生徒にペナルティーは必要。
この動きは広がっていって欲しい。
しかしイジメは小学二年生から始まると言うから小学校入学時からのしつこい程の教育も必要だろう。
仮に結果的に敗訴したとしても、加害者側に訴訟という嫌な思いをさせただけでも無念を多少は晴らせると思うので頑張って欲しいです。
この判決が有罪となり、もしイジメをしたらこのような結果になると生徒と教師に学ばせ、今後イジメがなくなる一歩になることを願います。
三重県は小学校から人権教育を熱心にし、夏休みの宿題なども人権の宿題が多い。
友達の子供は人権作文で思った事を書いたらしいが担任から不適切な内容と言う事でやり直しさせられたみたい。結局、人権教育を受けても全ての子供が教師の思想通りにならないとやり直しとかさせられる、教師が納得する文面を書けばいいってもんじゃない。
もっと身になる人権教育をすればいいと思う。
自殺で子供を失ってからじゃなくて、その前にどんどん訴訟をしていきましょう。
いじめられた子供たちがまた新しい人生をスタートさせるために、裁判所は背中を押してほしい。
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