薄顔の美人として話題の蓮佛美沙子(れんふつ みさこ)さん!
変わった苗字の女優さんなので、印象に残っている方も多いかと思います。
蓮佛美沙子さんといえば、2005年のスーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスで4万人の中からグランプリを獲得し芸能界入りした凄い女優さんです!
このオーディションは審査員特別賞を土屋太鳳さんが獲得し、西野カナさんも出場していたという非常にレベルが高いものでした。
今では様々なドラマや映画に引っ張りだことなっているのが、彼女の実力の証でしょう。
では蓮佛美沙子さんはどのような女優さんなのでしょうか?
目次
蓮佛美沙子(れんふつ みさこ)のプロフィール
- 名前 蓮佛美沙子
- 愛称 連ちゃん
- 生年月日 1991年2月27日
- 出身地 鳥取県
- 所属 ソニー・ミュージックアーティスツ
- 受賞歴 2005年 スーパー・ヒロイン・オーディション 『MISS PHOENIX』 グランプリ(SonyMusic 角川映画 presents)
2007年 第81回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画新人女優賞 受賞
2007年 第22回高崎映画祭 最優秀新人女優賞 受賞
蓮佛美沙子さんは2005年にスーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックスで4万人の中からグランプリを獲得し芸能界入りを果たしました。
土屋太鳳さんや西野カナが出場していたこのオーディションを蓮佛美沙子さんはこのように振り返っています。
「グランプリはこの方ですって発表される前に審査員の方が『一番の田舎っぺを選びました』って(言ったんです)」と言い、「それ聞いた時に『あ、じゃあ、私じゃないな』って思ったんです。『あぁ、落ちた』って」
蓮佛美沙子さんは一瞬落選を覚悟したそうです。
そんな蓮佛美沙子さんは、2006年公開の映画「犬神家の一族」で女優デビューし、同年の「転校生 -さよなら あなた-」で映画初主演を飾りました。
この映画で、第81回キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人女優賞、第22回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞し、2015年には、ドラマ「37.5℃の涙」で民放連続ドラマ初主演を果たしました。
「37.5℃の涙」は漫画家・椎名チカによる同名漫画を原作としたドラマで、病気の子供の世話をする病児保育士を主人公にした物語が描かれています。
「37.5℃の涙」は原作人気の高い作品でした。けれどもドラマにも子を持つ親からの関心が集まり、SNSでも共感のコメントや泣いたという感想が多数寄せられました。
2016年にはNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で朝ドラに初出演し、2020年にはドラマ「恋はつづくよどこまでも」で、若林みのり・若林みおりの2役を演じ話題をさらっていました。
蓮佛美沙子の生い立ち
「田舎っぺ」からスタートした蓮佛美沙子さん!
蓮佛美沙子さんには在日韓国人ではないかという噂があります。その噂の真相を含めて、彼女の生い立ちを辿っていきたいと思います。
鳥取県出身の蓮佛美沙子さんの幼少期は、木登りや自転車が大好きな子供で、男の子ともケンカをするなどヤンチャで生傷が絶えない生活を送っていました。
小学時代の休み時間はとにかく木登りをし、椎木に登ってどうやったら天辺まで早く登れるのか、を追求していたとか。
そんな蓮佛美沙子さんはやがて女優・竹内結子に憧れ、ドラマ「ランチの女王」を見て女優を目指すようになります。
そして2005年、中学3年生の頃に「第1回スーパーヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」を受け、土屋太鳳さんや西野カナさんを差し置いて応募者4万人の中からグランプリを獲得して芸能界入りを果たしました。
そして2007年に女優デビューし、大林宣彦監督の映画「転校生 -さよなら あなた-」ではお互いの体が入れ替わってしまった男女が繰り広げる青春ファンタジーで、ヒロインの一美を熱演。
大林宣彦監督に「20年に1度の女優に出会った」と言わしめるほどの存在感を見せました。
高校は、多くの芸能人が通う堀越高等学校に進学しました。
しかし高校に進学しても蓮仏美沙子さんの自由奔放な性格は変わりませんでした。特定の友達と仲良くするよりは、流浪の民のように様々なグループをふらふら。更に女性らしくしようという意識が薄かったようで、ガニ股で歩いていたそうです。
蓮佛美沙子さんの同級生には女優の福田沙紀や、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の八乙女光らがいます。
また三浦春馬さんとも同級生で、彼の訃報についてこのようにコメントしています。
高校の同級生で、10年前くらいにも学園ものの映画で一緒にお仕事させてもらった」という蓮佛。「撮影前に個人的に嬉しかったのが、正式に事務所を通してのオファーをいただく前に、本人が『蓮ちゃん、この役やってくれない?』と声をかけて来てくれたこと。そういう経験がなかったので、同級生で友達から『一緒にまた仕事しない?』って。結果、夫婦役でまた一緒にやれたということがすごく嬉しかったので、現場でも教室にいるみたいな感じでしゃべってました。嬉しかったです。
出典→https://www.cinematoday.jp/news/N0120129
その後、白百合女子大学に入学し女子大生となった蓮佛美沙子さんは、大学で児童文化学科児童文学・文化を専攻しました。
将来は絵本作家デビューが夢だった蓮佛美沙子さんはこの経験を活かして主演ドラマ「37.5℃の涙」に登場する絵本「みなみのしまのゆきだるまん」の表紙を卒業制作で描いています。
鳥取県の田舎で育ち、芸能界に憧れて見事に女優としての運命を掴み取った蓮佛美沙子さん。
ここまでの経歴を調査した限りだと、蓮佛美沙子さんが韓国人であるという情報はありませんでした。
どうやら韓国人であるという噂は日本人離れした美しさと、韓国の女優テヨンさんに似ているということが出所のようです。
確かにこれは似ているかもしれませんね……
とはいえ、蓮佛という苗字は全国で100人程度しかません。
「蓮佛」の、「蓮」は蓮の生えている場所。「佛」は仏を意味し、「蓮仏」の異形とされています。「蓮仏」の苗字の起源がある鳥取県鳥取市に多く、北海道にも少数みられます。
このことからも韓国人である可能性はないと言えます。
蓮佛美沙子の性格は?
木登りや自転車が大好きで、生傷が絶えない生活を送っていた蓮佛美沙子さん。華の高校時代にはガニ股で歩いていたという男らしさを見せていました。
そんな蓮佛美沙子さんの性格は、結構めんどくさがり屋さんのようです。
オフの日は意識しないと外に出ず、昼寝をしてしまうタイプだとか。
衣服も楽ならなんでもよく、緩い服を着ていたら母親から「もっとマシな服を着て」と言われたことも。
ドラマで共演した広末涼子さんには「清々しい男らしさがあった!」と言われ、一方蓮佛さんは「見抜かれていた!」と驚いていました。
自由奔放な性格なんでしょうね。
そんな蓮佛美沙子さんの私生活の目標は家の外に出ること。
木登りが好きだった子供時代と比べると、今はインドアな生活を送っているようです。
朝起きて、朝ごはんを食べて、テレビを見ながらゴロゴロして。
お昼を食べて、録画した映画を観てゴロゴロして。
あ、夕方だ!と思ってスーパーに行って晩御飯のお買い物。
これが普通のお休みの日ですね。インドアでしょ(笑)。
最近引越しをしたんです。それで思ったのが、今24歳だと考えたときに、あと何箇所住めるのだろう?ってこと。
引っ越したら、また引っ越してみたくなった。いろんな町に住んでみたいと思った。
荷物は少ないし、最低限の家具しかないので、移動は楽チンなタイプ。
蓮佛美沙子の両親はどんな人?
蓮佛美沙子さんは両親と妹がおり、鳥取県の実家では母方の祖父・祖母とも同居して6人家族で暮らしていたようです。
母親が特に厳しい人だったと明かしており、蓮佛美沙子さんは家から小学校まで徒歩45分という距離を毎日歩き、雨の日だけバスを使って通学していました。
ある時、蓮佛美沙子さんはバスの回数券を失くしてしまいました。その際に失くしてしまったことに返答もできずにいたら母親に「頭を冷やしなさいと」家から追い出されてしまいました。
蓮佛美沙子さんは子供心に怒る母親が怖くて庭で体育座りをし続けたと言います。
その後しばらくしてから謝って許してもらったそうです。
しかし「女優になりたい」という蓮佛美沙子さんの夢を積極的に応援してくれたのは、厳しい母親でした。
中学生の時に女優になりたいと打ち明けた時、蓮仏美沙子さんの母親は鳥取から東京への上京を許してくれました。上京後も蓮仏美沙子さんは電話やメールで頻繁に母親と連絡を取り合い、ホームシックにはならなかったと語ります。声だけで、自分の精神状態を察してくれる母親の存在が心強かったと。
蓮佛さんは両親とは今でも仲が良く、家族で旅行に行っているようです。
蓮佛美沙子は高良健吾と結婚している?
清々しい男らしさがある蓮佛美沙子さん!
インターネットで「蓮佛美沙子」と入力すると、検索候補に「蓮佛美沙子 結婚」と出てきます。ということは蓮佛美沙子さんは結婚しているのでしょうか?
調査してみると、蓮佛美沙子さんは自身のInstagramで結婚を報告しています。
そして蓮佛美沙子さんの隣には俳優の高良健吾さんが………!
NHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演している女優の蓮佛美沙子が、
11日に自身のインスタグラムで共演の高良健吾とのツーショット写真を公開。
当日の放送で夫婦役となった経緯と合わせて、高良の印象を語っている。
ドラマで蓮佛は主人公坂東すみれ(芳根京子)の姉、坂東ゆり役、
高良はその幼馴染である野上潔役を担当。
当日の放送では、出征を控えた潔にゆりが告白。潔はその思いを受け止め、二人は婚礼を上げた。
この日の写真で蓮佛は「これから野上ゆりとして、潔さんとどんな時間を重ねていくのでしょうか」
「ふたりの夫婦の形を、是非最後まで見守ってください」と役柄の行く末をアピール。
一方高良に対して
「高良くんとお芝居してると、『あぁ今、心で会話してるなぁ』と思う瞬間がたくさんあります。
大好きな相方です」と撮影で好印象を抱いている様子を綴っている。
若手人気俳優同士の結婚で大きな話題になることは間違いなし!と思われましたが、これはドラマの話。
一瞬結婚おめでとうございます!と思ってよくよく読み直すと、NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」内で蓮佛美沙子さんと高良健吾さんが結婚しただけでした!
他にも結婚ネタがあるのではないか?!と調査してみましたが、それ以外の蓮佛美沙子さんにまつわる結婚ネタはありませんでした。ということは蓮佛美沙子さんは独身ということですね。
蓮佛美沙子の彼氏はジャニーズ?
蓮佛美沙子さんと高良健吾さんの結婚はあくまでドラマ内の話であることがわかりました。
では蓮佛美沙子さんに彼氏はいるのでしょうか?
蓮佛美沙子さんの彼氏について調べてみると、今度は「ジャニーズ」が目につきます。
蓮佛美沙子さんの彼氏はジャニーズなのか?!と思いきや、蓮佛美沙子さんはジャニーズ所属タレントと共演が多いだけでした。
なお、蓮佛美沙子さんのマネージャーはかつて近藤真彦さんのマネージャーをしていたことがあるそうです。
その縁か何かで蓮佛美沙子さんはジャニーズと共演する機会が多いのだとか。またスキャンダルの心配がないことも一因ではないかと囁かれています。
とは言え、噂の絶えない女優さんですね!
蓮佛美沙子は本当に彼氏がいないの?結婚の予定は?
塩顔で透明感のある白磁の肌が魅力の蓮佛美沙子さん。
これまで数々のドラマや映画に出演してきましたが、共演者と熱愛がスクープされたことは一度もありません。彼氏や結婚の噂は全てドラマによるものだったということが、現在の調査で判明しています。
ここまで浮いた話がないと、逆に気になってしまいますが理由は何なのでしょうか?
蓮佛美沙子さんは現在はインドア派。
2018年に出演した『メレンゲの気持ち』では、結婚願望があまりないと明かしていました。
結婚願望がなくインドア派となると、男性との出会いも必然的に減ってしまいます。
ドラマの共演者に食事に誘われることがあったとしても、家が大好きなインドア派には面倒に感じ断ってしまうなんてこともあるかもしれませんね。それに蓮佛美沙子さんはめんどくさがりでもあるし。
そんな蓮佛美沙子さんの好きなタイプは、年上で硬派な男性。
父親が理想のタイプとも明かしていて、包容力のある人に惹かれるのだとか!
理想が高すぎるわけではなく、恋愛に興味がないわけではない。となれば、そのうちに一緒にいたいと思える男性に出会えうのではないでしょうか。
蓮佛美沙子の現在は?消えたの?
20年に一人の女優と評された蓮佛美沙子さんですが、今では「消えた」とか「干された」などといわれています。実際はどうなのでしょうか。
蓮佛さんの2015年以降の出演作品を列挙してみましょう。
映画
- 『日本のいちばん長い日』(2015年8月8日、松竹・アスミック・エース) – 阿南喜美子 役
- 『彼女の人生は間違いじゃない』(2017年7月15日、ギャガ) – 山崎沙緒里 役
- 『鋼の錬金術師』(2017年12月1日、ワーナー・ブラザース映画) – リザ・ホークアイ 役
- 『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-「Beautiful」』(2019年11月8日 、LDH PICTURES配給) – 千恵 役
- 『記憶屋』(2020年1月17日、松竹) – 澤田杏子 役
- 『ヤウンペを探せ!』(2020年11月20日、吉本興業) – 美里 役
- 『天外者』(2019年制作・2020年12月11日、監督:田中光敏) – 五代豊子 役
ドラマ
- 『ランチのアッコちゃん』(2015年5月12日 – 6月30日、NHK BSプレミアム) – 澤田三智子 役
- 『37.5℃の涙』(2015年7月9日 – 9月17日、TBS) – 杉崎桃子 役[17]
- 『2030 かなたの家族』(2015年9月26日、NHK総合) – 板倉絵美衣(エミイ) 役
- 『誤断』(2015年11月22日 – 12月27日、WOWOW) – 森田真弓 役
- 『お義父さんと呼ばせて』(2016年1月19日 – 3月15日、KTV) – 花澤美蘭 役
- 『大奥「第二部〜悲劇の姉妹〜」』(2016年1月29日、フジテレビ) – 歌 役
- 『連続テレビ小説「べっぴんさん」』(2016年10月3日 – 2017年4月1日、NHK) – 坂東(野上)ゆり 役
- 『ブランケット・キャッツ』 (2017年6月23日、NHK) – 立花ヒロミ 役
- 『どこにもない国』(2018年3月24日 – 31日、NHK総合) – 新甫マツ 役
- 『ダイアリー』(2018年9月9日 – 30日、NHK BSプレミアム) – 宮田彩加 役
- 『ドラマスペシャル 死命〜刑事のタイムリミット〜』(2019年5月19日、テレビ朝日) – 山口澄乃 役
- 『盤上の向日葵』(2019年9月8日 – 9月29日、NHK BSプレミアム) – 佐野直子 役
- 『八つ墓村』(2019年10月12日、NHK BSプレミアム)- 田治見春代 役
- 『恋はつづくよどこまでも』(2020年1月14日 – 3月17日 、TBS) – 若林みのり・若林みおり 役(二役)
- 『未満警察 ミッドナイトランナー』 (2020年7月25日、日本テレビ) ‐ 望月凛花 役
舞台
- 『脳内ポイズンベリー』(2020年3月14日 – 29日、新国立劇場中劇場) – 櫻井いちこ 役
吹き替え
- 『女王ヴィクトリア 愛に生きる』(2017年7月30日 – 、NHK) – ヴィクトリア〈ジェナ・ルイーズ・コールマン〉 役
- 『女王ヴィクトリア2 愛に生きる』(2019年5月12日 -、NHK)
こうやって出演作品を並べてみると、蓮佛美沙子さんが消えるどころか、精力的に民放ドラマ以外の方面でも活躍していることが分かりますね!
そんな多彩な蓮佛美沙子さんを「20年に一人の女優」と評したのが、『時をかける少女』などの映画監督・小林信彦氏。
初めての獲得した主演が映画『転校生 -さよなら あなた-』でした。
男女が入れ替わる難しい役柄のため、蓮佛美沙子さんは緊張でうじうじしていたと言います。
意外な側面ですね。
この時の蓮佛さんは以前に出演した作品の現場で何度も怒られ、「女優に向いていないのかも」と思っていた時期だったと言います。
けれども大林監督は蓮佛さんの演技について
非常に情熱的に役を演じることができる。
それと同時に冷静に客観視して分析している。
それが蓮佛美沙子の魅力。
とべた褒めしました。その言葉が蓮佛さんにとってとても救いとなったと明かしています。今でも女優を続けていられるのも大林監督と出会えたからかもしれませんね。
蓮佛さんは清々しいほど男らしい一方で、神経質な節があります。
赤ちゃんの頃から持っているタオルの角をいじるクセが抜けない、のだとか。いじっていると落ち着くのだと言います。
そんな蓮佛さんの目標は演技の幅がある女優です。
自由奔放で、アグレッシブに様々な役に挑戦する蓮佛さんをこれからも応援していきたいと思います!
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