現在囲碁界を疾る(はしる)ひとりの女流棋士、上野愛咲美さんをご紹介します。
女流棋士といいますと、仲邑菫さんのニュースが話題ですが、
上野愛咲美さんも女流棋士界の才能に溢れる棋士ですので囲碁に興味のある方は必見。
ぜひご覧あれ!
目次
上野愛咲美さんは17歳プロ!
名前:上野愛咲美(うえのあさみ)
生年月日:2001年10月26日(17歳)
棋士段位:三段(2019年9月30日)
在籍校:N高等学校
実は17歳ながら囲碁で棋士段位3段を取得しているそうです。
また女流棋士として、史上初の全棋士出場の一般棋戦の決勝戦進出者だったそうです。
同時に、16歳の時に歴代最年少である、女流棋聖を獲得したそうです。
16歳って高校1年生だと思うのですが、普通の高校生であれば学校に行って授業に行って放課後遊んでいるイメージでしたが、この年齢での快挙は最年少ということもありかなりすごいですよね。
高校は?中学は?大学はどこ進学予定?
在籍校であるN高等学校は、通信制の高校で実はこのN高校ではかなり才能のある方や芸能人がいるとのうわさがあります。
いわゆる従来の通信制高校は家庭の事情で通えないなどとは同じモデル形式にはなっております。しかしその中でもN高校に在学する生徒たちは、マルチな面で活躍している人が多数います。
例えばスポーツ選手だったら
・相原翼さん(eスポーツ選手)
・紀平梨花(フィギュアスケート選手)
だったり、芸能界だと
・池田美優(ギャルタレント)
・KENKEN(ベーシスト)
といった方が卒業生だったり、在籍しているという形になっております。
かなり有名な高校で最近ではネット上でも起業家や有名なプログラマーがプログラムの勉強ができるとのことで、オススメしている高校でもあります。
また囲碁棋士も過去に在籍していたこともあるらしく、その影響でこのN高校を選んだのかもしれませんね。
上野愛咲美さんの中学校については、中学名はわかりませんでした。東京都出身であることから東京のどこかの中学ではありそうです。
また大学の進学予定に関しては、現在まだ未定とのこと。
将来的な指針がわかればいずれ進学するか、囲碁一本でやっていくのかはたまた就職するのかわかることだと思います。
しかしこれだけの天才であれば、逆に大学からオファーが来ることは間違いなさそうですが。。
普段はどんな感じ?画像集まとめ!
https://www.instagram.com/p/ByIDliEHWUP/
おお!!これはまさかの藤井聡太さんとのコラボ!!
お互いやはり畑は違えどプロ、ということで意識しているところがあるのでしょうか!?
それにしてもお二人はめちゃくちゃお似合いの気がします。付き合ってるのではないか?
と疑ってしまうほどでした。
https://www.instagram.com/p/ByNJUVAnbwj/
顔出しパネル!!ちょっとシュールなことをしてしまえる度量(?)も今時の女子高生ならではですね!(ですよね!?)
さらに、おわかりいただけるでしょうか。
下の文の欄です。
Q:息抜き
A:Youtube
.
Q:交流が深い棋士
A:若手棋士、プラス妹
.
Q:対局前に必ずすること
A:ゼリーを買って、縄跳びを飛ぶ。
まず一つ目。みなさんの棋士に対するイメージはいかがでしょうか?
将棋界の貴公子(?)、藤井聡太さんが将棋の力を伸ばすにあたり、戦局を大量に分析するという話を聞いたことがあり、養成には大変な労力がいるんだなぁとしみじみ感じていたこともあり・・・youtubeというのはなんとも親近感がわきますね!
二つ目ですが、
「妹!?」
そうなのです。妹さんもなんとプロ棋士。後ほど詳しくご紹介します!
そして真骨頂(?)の三つ目。
何があった!?
以前カウンセラーの方にわたしが相談しに行った際、イチロー選手を例に、
「成功者はルーティンを決めているんだよ」という話をしていました。
ひょっとすると勝利の密かな秘訣なのかもしれませんね・・・!?
https://www.instagram.com/p/By_V7b8HFPD/
お姫様のコスプレをされていますね。
僧正遍照も「をとめの姿しばしとどめむ」と詠むこと間違いなしですね。(!?)
経歴が凄い!
上野愛咲美さんの経歴をここで見ていきましょう。
まず、2016年、女流棋士採用試験を8勝1敗の好成績で入段。
2018年には第21期女流棋聖戦にて謝依旻を破り、ここで初タイトルを獲得。
このとき16歳3ヶ月で、女流棋聖戦史上最年少の記録を打ち立てています!
また翌年2019年1月の第22期女流棋聖戦でも勝利を収め、2年連続の女流棋聖を獲得しています。
当初この「女流棋聖」、どれほどすごいものか当初計ることができなかったのですが・・・
優勝賞金500万円
の文字。これは・・・相当の力量でないと得られない称号ということですね・・・。
さらに、2019年9月23日、「竜星戦」にて決勝進出を決めています。
囲碁の上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)が14日、早碁棋戦「第28期竜星戦」(囲碁・将棋チャンネル主催)の準決勝で前碁聖の許家元(きょかげん)八段(21)に白番中押し勝ちし、決勝進出を決めた。年齢や性別を問わない一般棋戦で女性棋士が決勝を戦うのは初めて。
残念ながら、決勝戦では惜しくも敗退・・・。
囲碁の女流棋士、上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)は23日、東京・市ケ谷の日本棋院で第28期竜星戦の決勝トーナメント決勝に臨み、前期優勝者の一力遼八段(22)に敗れ準優勝した。全棋士が出場できる棋戦で、女流棋士の最高成績はこれまでベスト8だったが、その記録を更新した。
しかしながら、17歳の若さで女流棋士という範疇での記録更新を成し遂げたことは。間違いなく快挙ですね!
こういった経歴を踏まえ・・・
上野愛咲美の天才的技術とは?
2度優勝を飾った女流棋士戦は1手30秒、1分単位で10分の持ち時間となっています。じっくりと考えられる類ではないのですね。
そして、今回決勝進出を果たした竜星戦も1手30秒未満の「早碁」です。
つまり、早く考え、速く打つ必要があるのです。
上野愛咲美さんは朝日新聞でのインタビューにて、対局がまるで夢の中で起きたかのように、
「あまり考えてなかった…」「気づいたらこんな感じになって…」「夢のようです」
という風に答えています。
もうこれは本能に近いですね!(笑)ほぼ意識することなく勝利を掴み取っているようです・・・。
カレイのような才能です。(突然ですが)
普段は主だって動きませんが、海底に潜んで、獲物が現れるとすごい速さで捕らえる姿が、
「早碁」のスピード感も踏まえ、さらに
激しい攻めは「ハンマー」の異名を持つ
という(なかなかびっくりの)記述もあり、先ほどの画像まとめで見せる普段の姿とのギャップ激しき対局での打ち手も持っている、ということですね!
拙くもたとえました・・・。
もっと対局を詳しく知りたい!という囲碁通の方はぜひこちらをご覧ください。
見所の解説がなされています!
強さには秘訣あり?
毎日新聞の記事をチェックしました。すると・・・
囲碁界を大きく変えているのが、人工知能(AI)だ。AIを活用することで経験不足を補うことができ、序盤戦の戦い方が変わった。上野女流棋聖もAIを研究に取り入れていることで知られる。
このように書かれていました。
AIの力が裏付けとなっているのかもしれないですね。
妹の梨紗さんもプロ!
妹の上野梨紗さんもまたプロ棋士だそうです。
インタビューなどでは姉妹仲良く映り、インタビュアーからの質問にゆったりと答える姿を見せています。
ちなみにインタビューではK-POPが大好きと答えており、家では踊ることもあるそうです!
さてそんな上野梨紗さんですが、12歳の若さで日本棋院の騎士採用試験に合格し、見事プロ入りを果たした、お姉さんに負けず劣らずの凄腕。
この記録は仲邑菫(すみれ)さん、藤沢里菜女流三冠に次いでの若さです。
妹さんもまた、囲碁界を疾る存在として期待できますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は囲碁界のいまを輝く上野愛咲美さんの素顔やギャップすら感じる対局での打ち手について、強さの秘訣に迫ることができたかと思います。
これからも彼女の快進撃に注目です!
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