2021年、川崎市の自宅で長男の横山雄一郎さん(当時37歳)に手錠などをかけて監禁したとして、
横山直樹(70)、同居する妻順子(65)、長女の奈々子(36)が逮捕されました。
雄一郎さんは昨年9月に死亡が確認されました。
一体なぜ家族は雄一郎さんを監禁していたのでしょうか。
事件をみていきましょう。
目次
報道内容
神奈川県警麻生署は31日、川崎市の自宅で昨年、手錠などをかけて当時37歳だった長男を監禁したとして、逮捕監禁容疑で両親ら計3人を逮捕した。長男は昨年9月、自宅で死亡。署は監禁により衰弱死した疑いがあるとみて、保護責任者遺棄致死の疑いでも調べる。
逮捕されたのは、川崎市麻生区在住で無職、横山直樹(70)、同居する妻順子(65)、長女の奈々子(36)の3容疑者。容疑は、昨年5月4日ごろから同9月6日にかけ、共謀し長男の両手足を手錠やロープなどで拘束した疑い。直樹容疑者は「間違いない」と容疑を認め、2人は否認している。
2021年5月4日ころから9月6日にかけ、長男の横山雄一郎さんの両手足を手錠やロープで拘束した疑いで、川崎市麻生区在住で無職、横山直樹(70)、同居する妻順子(65)、長女の奈々子(36)が逮捕されました。
9月6日に直樹容疑者から「息子が亡くなった」と同署に通報があり、警察が駆け付けたところ、雄一郎さんは自宅1階の階段付近で服を着ず手錠と足錠をつけて倒れていたそうです。
家族に監禁された末に死亡してしまった雄一郎さん。
あまりにも残酷すぎる事件です。
横山直樹(70)、同居する妻順子(65)、長女の奈々子(36)についてみていきましょう。
横山直樹のプロフィール・顔画像

名前:横山直樹
年齢:70歳
職業:無職
横山直樹容疑者の顔画像は、現時点でどのメディアも報じていません。
顔が報道されましたら。こちらにも掲載致します。
横山順子のプロフィール・顔画像

名前:横山順子
年齢:65歳
職業:不明
横山順子容疑者の顔画像も、現時点では分かりませんでした。
横山奈々子のプロフィール・顔画像

名前:横山奈々子
年齢:36歳
職業:不明
横山奈々子容疑者の顔も、やはり報じられていないようです。
3人の顔が分かりましたら更新していきます。
横山直樹の自宅特定
横山直樹容疑者の自宅住所が報じられています。
川崎市麻生区栗木台5丁目
川崎市麻生区栗木台5丁目以降の詳細な住所は分かっていませんが、
雄一郎さんは、自宅の1階部分に倒れていたということからも一軒家だと思われます。
自宅の外観が報道されましたら、こちらにも追記していきます。
【追記】
横山容疑者の自宅の外観が報じられました。
雄一郎さんを監禁していた動機は?
横山雄一郎さんは、川崎市の自宅に昨年5月4日ごろから同9月6日までの約4カ月にわたって監禁されていました。
監禁されていた場所は排泄物も処理されなかったそうです。
司法解剖の結果、雄一郎さんの死因は排泄物に含まれる細菌による感染症だったと判明しました。
発見された時、雄一郎さんは自宅1階の階段付近で服を着ず手錠と足錠をつけて倒れていたということです。
服を着ずに手足を拘束、さらに排泄物もそのまま…とかなり劣悪な環境だったことが分かります。
この家族に何があったのか、背景が気になりますが、のちの報道で雄一郎さんには精神疾患があったと報じられました。
「雄一郎さんが数年前から自宅にひきこもるようになり、去年5月に全裸で外出して通報されたことから、家の中に閉じ込めていた」
横山容疑者は「他人に迷惑をかけるくらいなら…」と、息子を監禁するしかなかったのかもしれません。
父親の直樹容疑者は「間違いない」と容疑を認めていますが、
母親と妹は容疑を否認しています。
続報が入り次第、追記していきます。
【追記】
新たな報道によると、雄一郎さんは大学を中退した17年ほど前から、自宅で引きこもりの生活を続けていたそうです。
時には大声を発し、家族へ暴力を振るうこともあったのだとか。
昨年5月に裸で屋外に出て大騒ぎになったことがあり、それ以降監禁生活が始まりました。
区役所に相談したところ、統合失調症の疑いがあると指摘されましたが、雄一郎さんが医師の診断を受けた痕跡はないということです。
世間の声
どういう背景があったのだろう。
なぜ長男は束縛されていたのか?
そこら辺の取材が欲しい。
監禁するには理由が有る筈、それが明らかになってからの
報道でも遅くないと思いますがね、これじゃサッパリ分からない
精神障害や発達障害なら精神科や心理相談に行く必要があったと思いますが、家族の恥と考えたり、見栄で隠していたんでしょうか。親戚の息子も高校時代から50代まで隠されていました。家族中、電話も出ませんでした。家族だけで抱え込むと最後にはこうなってしまう場合があるので、ひきこもりの問題は、先ず病院や市役所・青少年相談センターに行きましょう。
これはもう、家族も相当悩んで苦しんだと思います。
日本の闇の部分。触れてはいけない。
ひとつの想像として。
攻撃性が外部に向けられ、体力の有るひとりの大人を制止するにはやむを得なかった。
思わぬ結果が生じた、だからこそ刑法犯ではおおよそが結果的加重犯なのです。容疑を否認、と言うのも、
「だったらどうすれば良かった」
そんな社会への投げ掛けなのかも知れません。
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