「しっかり勉強していたはずなのに、、、」
「あと1点足りなかった」
「自信があったのに落ちてしまった」
この記事を読んでくださっている方は学科試験に落ちて、こんな思いをしている方が多いのではないでしょうか?
最後の最後の本免の学科試験。
長い時間拘束されて、場所も限られているため多くの労力を費やして学科試験を受けます。
そんな労力を費やして学科試験に落ちてしまったというのは、本当に悲しいものです。
そんな悔しい思いを二度としないために「なぜ学科試験に落ちてしまったのか」、また「どのような勉強をすれば合格に近づくことができるのか」まとめましたので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
目次
学科試験に落ちた理由
勉強時間の少なさ
まず圧倒的に考えられるのが、勉強時間の少なさです。
学科試験の形式は〇×問題で、内容もそんなに難しいものではありませんが、決して油断してはいけません。
やはり過去問題を何回も繰り返し解いていくことで、過去にやった似ている問題などが出てくるようになります。
また、数多くの問題を解いていくと似ている傾向や、出題者が求めている意図が理解できるようになってくるのです。
数日前から勉強を始めたという一夜漬けタイプで学科試験に落ちてしまった方は、圧倒的に勉強時間が足りないと思われます。
ですので、テキストを何回も解きなおして勉強量を増やしていきましょう。
問題形式に慣れていない
次に学科試験に落ちた理由として考えられるのは、学科試験の問題形式に慣れていないという可能性が挙げられます。
学科試験の問題形式は〇×問題と、50%の確率で正解になる簡単そうな問題です。
しかし、そこにはひっかけの問題が多かったり、ニュアンスによって曖昧な表現をしている場合が多く存在します。
もちろん運転免許の学科試験というのは合格するだけがゴールではなく、正しい知識を持って車を安全に運転するために存在しています。
そのため、曖昧なまま卒業させるわけにはいかないので、学科試験では細かいルールや規則までも出題してくるのです。
教習所の学科試験は、本免を合格させるためにやっていますが、本免の学科試験では落とすためにやっています。
なども問題を解いて傾向を掴むことが大切です。実際、学科試験の問題傾向というのはある程度決まっており、その出題傾向を掴むことが合格への近道になります。
こちらも結果的には勉強時間が大切になりますが、しっかりと出題されやすい問題を中心に解いていくことが大切になります。
見直しが足りない
最後に学科試験に落ちた理由として考えられるのは、見直しなどの不注意によるケアレスミスだと思います。
本免の学科試験では仮免の学科試験と比べて、問題量も出題範囲も広がります。もちろん難易度は仮免許よりも高くなります。
1問が1点配分となり、100点満点中、90点以上で合格です。10問までは間違えることが可能ですが、逆に言えば1点でも足りなくなってしまえば不合格です。
不注意で分かっていた問題を間違えて、不合格になるのはあまりにも悲しすぎますよね。
再び労力とお金をかけて再受講するのは辛いので、ケアレスミスによる間違いだけはないように、何度も見直しと復習をする習慣は常に持ち続けるようにしましょう。
学科試験に落ちる人の割合
今まで学科試験に落ちてしまった人たちの原因について見てきましたが、実際本免の学科試験ではどのくらいの人が落ちてしまっているのでしょうか。
一回3800円でしょ?割とバカにならんのよねえ…(学科試験7回落ちた女)
— にぽこ(nemui) (@nibosub) October 27, 2020
教習所の学科試験また落ちたあああああああああああああああああ
— うどん (@10genkyo) October 31, 2020
免許学科試験落ちた…☆〜(ゝ。∂)
— なかい (@_gyokaioishi_) October 28, 2020
警視庁が公開している運転免許統計を参照してみると、令和元年度の学科試験合格率は71.5%となっています。
逆に28.5%の人は不合格で学科試験に落ちているという統計が出ているのです。
つまり大体ですが、4人に1人は本免の学科試験に落ちてしまう可能性があるのです。
そう思うと誰にでも不合格になってしまう可能性も大いにありうるのです。
今回の反省を踏まえてしっかり勉強し直せば、70%以上の確率で合格することができますので、正しい勉強方法を身に付けていきましょう。
学科試験に受かるための勉強時間
では学科試験に合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要になるのでしょうか。
実際明確な答えはありませんが、やはり問題集を全問正解できるまでやりこむのが一般的なようです。
一通り教習所やテキスト等で概要を学んだあとは、過去の模擬試験を用いて試験対策をしていくことが有効と言えます。模擬試験は、1つ終わるまでに20分~30分程度かかるため、ここで何回繰り返し行うかを必要勉強時間の目安として考えて良いでしょう。
また、問題集を購入して対策を行う場合は、全問正解レベルになるまでには4~6時間ほど勉強時間がかかると思っておいた方が良いです。運転免許の学科試験の勉強は、一夜漬けではなかなか難しいものです。試験前日は、間違いやすい問題を復習する程度で済むようにした方が落ち着いて本番に臨めます。
勉強を進めていく際には予定をしっかり立てて、十分な勉強時間を確保できるようにしていきましょう。引用:千葉教習所HPより
普段の教習所での授業をしっかり受けていることに加えて、多くのもしや問題集を解くので最低でも4~6時間は必要になります。
授業内容を忘れてしまっている方は、おそらくもっと必要になるので10時間以上は必要になるでしょう。
脳の定着的には一夜漬けでは覚えられませんので、毎日少しづつでも繰り返し勉強していきましょう。
受かるための学科試験勉強法
過去問題を繰り返し解きなおす
今度こそ受かるための勉強法として、まずは繰り返し過去問題をもう一度解きなおしましょう。
学科試験に落ちてしまった大きな原因として、問題傾向がつかめなかった可能性があるので、繰り返し過去問題を解いてポイント部分を見つけていきましょう。
過去問題は全問正解できるまで解くのが目安ですが、モチベーションに繋げるためにもまずは1冊を5回繰り返してみることを目標に頑張ってみましょう。
暗記項目は必ず覚える
学科試験の中には暗記問題がいくつか出題されます。
暗記で覚えれば解ける範囲になりますので、以下の範囲は絶対に落とさないように必ず覚えましょう。
1.高速道路に関する内容
2.基本的な標識標示
3.車の種類
4.追い越しと追い抜きについて
5.積載について
6.駐停車禁止
ひっかけ問題対策をする
学科試験の問題にはいくつかひっかけ問題が存在します。
ひっかけ問題も何回も解いて対策をすることで、ひっかけ問題に対処できるようになります。
不自然に言い切っている場合などは間違いの可能性が多いなどといった傾向もあるので、そういった感覚をたくさん解いて身に付けましょう。
ひっかけ問題集をまとめてありますので、ぜひこちらから何回も解いて対策をしていきましょう。
https://mikobito.com/important-driving-license-second/
教科書を読みなおす
基本的なことになりますが、教科書を見直すことが大切です。
特に授業の中でマーカーを引いてくださいと教官に言われた場所は、問題として出題されやすい場所ですので、もう一度確認しなおしましょう。
自分の教材にマーカーを引いていなかったという人は、他に友人など学科試験に受かった人から見せてもらうのもいいでしょう。
ミスをしやすい問題の対策をする
ミスをしやすい問題を中心に対策をしていきましょう。
以下に学科試験でミスしやすい問題がまとめてあるので、ご覧ください。
1.駐車と停車の問題
まずは駐車と停止の違いについて理解しておくことがポイントです。
人の乗り降りは停車、荷物の積み下ろしは止めた時間によって駐車か停車か決まるといったことを押さえておき、停車・駐車の位置、ルール、距離や時間等に関する数字も正しいものを暗記するようにしましょう。
出題される際、問題をわざとややこしく書いたようにしているケースが多いので、過去問やテキストなどで対策しておく必要があります。2.信号に関する問題
信号と言っても、手信号・点滅信号・矢印信号など様々な種類があります。免許取得前からよく見かけるものではあったと思いますが、いざ問題を解くとなると正しい知識を覚えておくことがかなり重要となります。
赤・青・黄のときの正しい運転方法について、間違いやすい言葉で出題される傾向にあるので「一時停止」や「徐行」の必要性など、頭の中で整理しておくようにしましょう。3.追い越しと追い抜きの問題
運転免許の学科試験にて頻出傾向にある追い越しと追い抜きの問題。覚えておくべき箇所は、それぞれの禁止事項や禁止場所に関することです。「追い越し禁止の標識がある場所以外の禁止場所」はよく出題されているので、どこで追い越しをしてはいけないのか理解しながら覚えていくようにしましょう。4.日常点検と定期点検の問題
走行中のことではないため、意外と勉強不足になりやすいのが日常点検と定期点検に関する問題です。
日常点検は1日1回運転前、定期点検は一定の期間ごとに行う必要があり、車両によって期間や点検義務が違ってきます。
各車両の種類に対する決められた点検と整備に関して、混乱のないように覚えておくようにしましょう。引用:千葉教習所HPより
上記のような範囲を中心に対策をしていきましょう。
最後に
本免の学科試験に落ちてしまった人は、下を向かずに頑張っていきましょう。
4人に3人は受かる可能性があります。また正しいやり方で勉強していけば合格に近づくことができますので、しっかりと勉強時間を取って対策をしていきましょう。
また勉強方法は個人によってさまざまありますので、皆さんに合った勉強方法を見つけてみてくださいね!
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