皆様、数年前から噂になっている可愛い女性棋士をご存知でしょうか。
小学5年生という異例の早さで囲碁のプロとなり、一時期ニュースにもなりました。
その方は、「藤沢里菜」さんです。
今回は、天才女性棋士である「藤沢里菜」さんについて、情報をまとめてみました。
目次
藤沢里菜さんのプロフィール
名前:藤沢里菜(ふじさわりな)
愛称:りなぽん
生年月日:1998年9月18日
出身:埼玉県所沢市
身長:噂では160cm
好きな物:名探偵コナン
好きな女優:有村架純
好きな物は名探偵コナンということで、これを観るとリラックスできるそうです。
やはり棋士ということあってか、推理系の漫画が好きなのでしょうか?
たしかに冷静沈着に探偵をコナンは見所ありますよね。
また、現在20歳ということで、藤沢里菜さんは最年少でプロ入りした有名選手としても取り上げられました。
藤沢里菜さんの父・祖父もすごかった!
藤沢家は代々囲碁ファミリーなようで、父は藤沢一就八段、祖父は藤沢秀行名誉棋聖、親戚に藤沢朋斎といったプロ棋士がいます。
特に祖父の藤沢秀行は昭和を代表する囲碁棋士です。
そんな囲碁ファミリーの一家に生まれた藤沢里菜さんも、6歳の時に兄弟が囲碁しているのを見て、自身も囲碁を始めたそうです。
その後、小学4年で日本棋院院生となり、半年後、女流棋士特別採用試験に挑み、見事に院生上位なり、入段入りとなったそうです。
翌年4月に(小学5年で)プロ入りとなり、当時の日本棋院所属棋士の最年少記録を更新したそうで、驚くべきスピードですね。
2014年には、会津中央病院杯(後に女流立葵杯が正式名称となる)にて、優勝を飾ったみたいです。(女流棋戦最年少優勝記録)
その後、同タイトルにて2度優勝を逃すものの、2017年に優勝し、現在の今まで防衛を果たしています。
藤沢里菜さんの主要履歴・受賞履歴を以下にまとめました。
棋戦主要履歴
平成26年(2014年)
第1回会津中央病院杯で奥田あや三段を破り初タイトル獲得
☆15歳9ヶ月・女流棋士史上最年少タイトル獲得記録
第33期女流本因坊戦で向井千瑛女流本因坊を3-0で破りタイトル奪取
平成28年(2016年)
第35期女流本因坊戦で謝依旻女流本因坊を3-1で破りタイトル奪取
第2回イベロジャパン杯優勝
平成29年(2017年)
第29期女流名人戦で謝依旻女流名人を2-0で破りタイトル奪取第4回会津中央病院・女流立葵杯優勝
第2回扇興杯女流囲碁最強戦優勝(女流4冠)
平成30年(2018年)
第30期女流名人戦で矢代久美子六段を2-0で破りタイトル防衛第5期女流立葵杯で謝依旻女流本因坊を2-1で破りタイトル防衛第37期女流本因坊戦で謝依旻女流本因坊を3-1で破りタイトル奪取
平成31年・令和元年(2019年)
第22期女流棋聖戦挑戦者
第31期女流名人戦で謝依旻六段を2-1で破りタイトル防衛
第6期女流立葵杯で上野愛咲美女流棋聖を2-0で破りタイトル防衛(3連覇)
第4回扇興杯女流囲碁最強戦優勝
囲碁関連受賞履歴
平成26年(2014年)
棋道賞新人賞・女流賞平成29年(2017年)
棋道賞女流賞
やっぱり”天才”なんだなぁと思わされる活躍ぶりですね。
令和元年早々にも、既に持っているタイトルの防衛を果たしています。
藤沢里菜さんの棋譜公開!
囲碁・将棋・チェスなどのボードゲームにおいて、互いの対局者が行った手を順番に記入したものが棋譜です。
日本棋院では、勝者が棋譜を提出することを義務付けているそうです。
また、次の対戦に生かすために棋譜をまとめている方も少なくないのだとか。
下記のサイトで、藤沢里菜さんの棋譜が見れるようです。
ネットで見れるなんて便利ですね。
大学には行っていない?
調べていくうちに分かったのですが、藤沢里菜さんは高校も大学も進学していませんでした。
2010年に小学5年生(当時11歳)でプロ入りした藤沢里菜さん。
この時点で、
「囲碁のために高校にも大学にも行くかどうかなんて迷いもしませんでした」と話しています。
わずか11歳にして、こんな決断ができるだなんて驚きますよね。
囲碁の世界では、タイトルを獲得する超一流棋士はほとんどが中卒だそうです。
まさに囲碁に人生を賭けているといっても過言ではありませんね!
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小学5年生でプロ入り
こちらは、当時小学5年生で、見事プロ棋士なったときのインタビュー動画です。
Q.週にどのくらい練習しているか?
A.6日
Q.道場にいる時間は?
A.1日6時間くらい
また、最後に以下のコメントを残しています。
女流のタイトルを取れるくらい強い棋士になりたい。
きっとこの時、数年後に自分が早くにも夢を叶えられると思わなかった事でしょう。
おめでとうごいざます。
それにしても、藤沢里菜さんの小さい頃の雰囲気や面影が今もありますよね。
プロ入り後の生活はどのように変わったのでしょうか。
5年前の記事ですが、最小最年少(15歳)で「会津中央病院杯」に優勝したときの記事を見つけました。
やはり、プロになっても勉強と研究で忙しいんですね。
勉強や研究、そしてプロとしての仕事がある中で、”洋服をまとめ買い”や”好きなのはYUIの歌”というと、普通の女の子だなと感じました。
毎週木曜日が手合(試合)の日。その前日の水曜日は家でゆっくり碁の勉強(!)をする。そのほかの日はすべて研究会で埋まっている。
研究会では張栩九段ら超一流棋士と打ってもらう機会もあり「すごく勉強になり、ありがたい。私なんかといいのかなと思います」と里菜さん。
また、月に1回はNHKでテレビ棋戦の読み上げ(記録)の仕事がある。日曜の昼にNHK―Eテレで里菜さんの姿をご覧になったかたもいるだろう。
テレビ出演の衣装は自前だ。
月1回、ショッピングに行って洋服をまとめ買いするという。
またそんな遊ぶ日には、「友人の星合志保ちゃん(棋士)とカラオケに行きます。
ファンの方から歌ってといわれることがあるので練習しないと。
みんなの前だと緊張しちゃうので。好きなのはYUIの歌」と里菜さん。
心に響く歌詞が好みのようだ。
たまには旅行でもしたいでしょう?
と聞くと、「行きたいけれど、手(腕?)がにぶっちゃうのがこわくて……。手合も毎週あるので、長期はとても無理です。」
まるでアスリートのような発言だ。
1日だけならリフレッシュもする。
先日、3年ぶりにディズニーシーに行ってきたという。
「手合に負けて悔しくて。次の日台風が来るという予報だったけれど、もう台風に当たるなら当たれとヤケになって行ったのですが、当日は晴れ。
人も少なく、人気アトラクションを10分待ちくらいですいすい楽しめました」
と里菜さん。
気になる年収はこちら!
藤沢里菜さんは、2016年から囲碁の賞金ランキングのトップ10に入っているほどのトップ棋士です。
さらに、女流棋士の中では2017年から1位の賞金額を獲得し続けているんです!
そんな藤沢里菜さんは2017年、フジテレビの番組で年収を聞かれた際に、
「年収が2000万円を超えた」
と告白していました。
この時、わずか19歳。
実力でこの年収を手にした藤沢さんは本当にすごいですね!
ちなみに賞金は基本的には貯金しているそうです。
藤沢里菜さんの強さの秘密
彼女の強さの秘密について調べてみたところ、以下の記事で多くの事を語れていました。
「兄が碁を打つ姿を見て、面白そう、と6歳の時に囲碁を始めました。趣味でなくなったのはプロを目指し始めた9歳の時です」
囲碁を少しでも嗜む人なら、おわかりのとおり。
祖父は、記録にも記憶にも残る昭和を代表する大棋士・藤沢秀行名誉棋聖で、父は藤澤一就八段。棋士家系に生まれついた藤沢里菜三段である。
「7歳で関西棋院の洪清泉(ほんせいせん)三段の道場に入り、小学校の頃から平日は学校帰りに、休みの日は10時から21時まで、食事する以外は、ずっと囲碁の勉強をしていました。
長時間でも集中力が切れるようなことはなかったし、元々負けず嫌いというのもあって、勝敗がはっきりつく囲碁に余計にのめり込んだんだと思います。
幼い頃から碁会所で60~70代の方を相手に打っていましたから、11歳でプロになっても年上の方ばかりでしたが、環境の変化に困ることはなかったです」
数々の最年少記録を作り続ける藤沢さんに、率直にその強さの理由を尋ねると「幼少期の道場が自分に合っていた」と自己分析する。
「韓国出身の洪さんの練習法は、ある局面での最善の手順を熟考する“詰め碁”が主でした。
それが、私には楽しくて楽しくて。
言われてみれば子供時代から特殊な環境で、大きくなるにつれて少しずつ、おじいちゃんは凄い人だったんだなぁって思い知りましたが、私にとっては、生まれた時から身近に碁盤があり、常に家族が囲碁を打っているのが当たり前だったので、碁盤に向かったら自然と冷静になれるんです。
平常心が一番実力を発揮できる。対局の際には変に緊張しないように、プライベートでは大好きなアニメ『名探偵コナン』を見たりしながら、リラックスするよう心がけています。
その反動か、普段は忘れ物ばかりで、財布は何個失くしたかわからない(笑)。
それでも、これまで大会で韓国や中国に何十回も行きましたが、言葉が通じなくても碁盤を通して会話ができることに毎回感動しています。
囲碁の魅力の虜なんです」
好きなアニメだとされる名探偵コナンを見ると、リラックスできるとのことでした!
コナンは推理漫画でありますが、主人公のコナン君が冷静に物事を考えて、事件を解決するアニメです。
そんな姿を見て、「藤沢里菜」も今から対局に向けて、冷静に物事を考えられるように暗示をかけているのかもしれませんね。
所謂、精神統一の時間なのでしょうか。
言語が通じなくても囲碁で会話ができるというのは、やはりルールが共通の勝負事ならでのコミュニケーションの仕方でしょうか!
そして藤沢さんは、幼少期からかなり強い人と囲碁を撃ててたことから環境に対して、かなりご自身で恵まれていると語っておられます。
しかし天才は、環境に対して文句を言わないと言いますが自分の環境について感謝のみしか述べていないことに関心です。
やはり天才というのは、環境云々問わずたゆまぬ努力をもってしてなかったことが伺えるようなインタビューでした。
母との二人三脚
以下の記事にて、感謝したい相手を母親だと、お話されています。
洪道場はプロを目指す子供のための教室ですから、私もそのつもりだったのですが、何と言っても7歳ですから、プロがどういうものかも理解はできていなくて、実際のところは
「面白いから続けたい。強くなりたい」
という気持ちだったのでしょう。
洪道場に通うにあたっては、母がいろいろと手助けをしてくれました。
兄と一緒に通い始めたのですが、道場の近くへ引っ越してくれたり、送り迎えに付き添ってくれたり、仕事の合間を縫ってお弁当を届けてくれたり…。
大変だったと思います。
当時はまだ子供でしたから「お母さんの期待に応えよう」という気持ちは持てていなかったと思いますが、私たちを最優先に考えて頑張ってくれているのは分かっていました。
ですから感謝の気持ちは常に持っていましたね。
そして母も碁がアマ有段者ですから、いろいろ勉強も手伝ってくれました。
洪道場から帰ってきて家で詰碁をするのですが、一緒に解くと言いますか、私がやっているのをそばで見ていてくれて、ページをめくってくれるとか…。
大会に参加しても、母がいつも私の後ろに立っていました。
そして対局後に「大事なところで早く打ち過ぎじゃない?」とかアドバイスをしてきたことも…。
スパルタとまではいきませんが、多少そういう面もあったでしょうか。
でも母が懸命にサポートしてくれて、私が碁だけに打ち込める環境を整えてくれたからこそ今の私がある──これだけは絶対に間違いのないことで、どれだけ感謝しても足りることはないと思っています。
囲碁を始めて約1年後、7歳のときに洪清泉先生の道場に通い始めたそうです。
その際お母さまの助けがあったからこそ、乗り越えられたと以下の記事では言っておられるそうです。
今もなお、お母さまに対して感謝の気持ちを忘れられない藤沢里菜さんは、親孝行である素晴らしい娘さんだと思います。
周囲の助けがあって天才として活躍できたのは事実ですし、インタビューで堂々と母親の感謝に関して20歳で勝たれる事自体が凄いと思います。
憧れの娘さんですね!
藤沢里菜さんのプライベート
上記の記事(強さの秘密)で、普段の日常について、少し含まれていましたが、SNSから彼女はどういうものが好きか、どんな女性なのか、を独自に調査をしてみました。
手合い後の気分転換はこれに限ります✨☺️ pic.twitter.com/EJeAsg2Xx6
— 藤沢里菜 (@rinafujisawa) July 27, 2017
ふふふふふふ。こちらも購入。東京ドームコナンショップにて❤️ pic.twitter.com/9zZzkDlexS
— 藤沢里菜 (@rinafujisawa) May 22, 2017
コナンカフェ行って来ました✨グッズもたくさん購入して大満足です✨ pic.twitter.com/DIzDpivBh2
— 藤沢里菜 (@rinafujisawa) April 7, 2017
そして、食べる事も好きなようです。
お菓子や食べ物の写真を撮って、SNSにアップロードする所が、今時の女の子って感じですね。
(APTX4869食べたら、プロ入り前の戻るとかないですかね?笑)
行きつけのお店があるという事で、少し意外ですね。
お店、どこなんでしょう。
彼氏はいる?
調査したものの、特に情報が見つかりませんでした。
ただ、インタビューで”囲碁が彼氏”と発言したことがあるそうです。
素敵な男性がいてもおかしくないと思いますが、今後楽しみに待っていましょう。
その他の活動
こちらもツイッターでの調査になりますが、藤沢里菜さんは、単に女性棋士としてだけでなく、囲碁の指導書をはじめ、囲碁ソフトにも関わっているいるようです。
流石、「女流棋戦最年少優勝記録」を持っているだけあって、凄いですね。
Instagram公開!
藤沢里菜さんは、Instagramを始めたのが今年(2019年)の7・8月?なようです。
ツイッターでも色々とツイートされていますが、日記感覚で元らているようです。
https://www.instagram.com/p/B17_rMgnns2/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
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