【運転免許】一発試験費用は!違反の種類と点数・罰金は!リセットは!

車の免許を取得する際に、普通は、自動車免許教習所や合宿免許へ通わないと取得出来ないと思っている方も多いのでは無いでしょうか??

教習所や合宿で取るにしても、多くの費用や時間がかかることは間違いありません!!

そこで、今回は教習所や合宿に行かず、時間や費用があまりかからずに免許が取れる「一発免許試験」について調べてみました。

その後に、免許を取得した人が交通違反をした場合、どんな違反があるのかや点数の仕組みなどについて調べてまとめましたので、最後までご覧下さい!!

 

 

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一発試験の流れは?受験資格は?

一発試験とは、運転免許証を取得する際に、自動車教習所に通わず、学科および技能試験を直に運転免許試験場で受験して、合格後に指定自動車教習所において運転免許取得時講習もしくは事前に特定届出自動車教習所で特定教習を受講し技能試験を直に運転免許試験場において受験することで免許を取得する方法です。

簡単に言えば、教習所に通わず運転免許試験場で免許を取得する方法です。

そんな一発試験の流れについて解説していきます!!

1.仮免許を受験する

 ①試験の申請・受付

 ②学科試験と適性検査を受ける。学科試験合格者には、技能試験の実施日時が指定される。

 ③指定された日時に技能試験を受ける。技能試験合格者には、仮免許証が交付される。

        

2.路上練習をする

仮免許に合格したあと、本免試験を受ける前の3ヶ月以内に5日以上、一般道路上で運転の練習が必要です。所定の用紙に同乗者の氏名や練習日時を書き込んで提出する。

 

3.本免許を受験する

仮免許の時と同じ要領で、申請→適性検査→学科試験→技能試験(路上)を受ける。

 

4.取得時講習を受ける

技能試験に合格したあと、合格日から1年以内に取得時講習実施機関(お近くの教習所)において受講し、普通車講習4時間、応急救護処置講習3時間、計7時間の講習を受ける。

 

5.免許証の交付

取得時講習の修了証明書等を持参して、免許証の交付を受ける。

 

受験資格については、以下の通りとなってます。

【取得条件】

1.年齢が18歳以上で、受験する地域内に住所があること。(本籍は関係ありません。)

2.免許の拒否、取り消し、又は国際免許の6か月以上の運転禁止処分を受けた方は、本免許の受験までに二日間の取り消し処分者講習を受講し、欠格期間が経過していなければならない。

 

【身体条件】

両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上。また、一眼の視力が0.3に満たない方、もしくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上。

 

【取り消し処分者講習の受講等】

免許の拒否、又は免許の取り消し処分を受けた方は、二日間の取り消し処分者講習を受講しなければ、本免許の受験資格がありません。必ず本免許受験までに受講を済ませておいて下さい。

参考:https://www.police.pref.kanagawa.jp

 

 

 

 

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一発試験の費用は??

 

 

 

教習所に通って、免許を取得する際、地域や時期によって金額のバラツキはありますが、

おおむね30万円前後の費用と学科を26時間、技能をマニュアル免許なら34時間かかります。

また、合宿については、期間は2週間ほどではあるが、費用は、平均22万円といわれています。

それに比べて、一発試験はというと、数万円で免許が取得出来ます!!

どこでも一緒だと思いますが、神奈川県を例に詳しく見ていくことにします。

○普通免許取得の場合

仮免許受験の場合 5,500円(試験手数料 2,900円、交付手数料 1,150円、試験車使用料1,450円)

本免許受験の場合 5,400円(試験手数料 2,550円、交付手数料 2,050円、試験車使用料800円)

※費用は、まれに県によって100円前後高かったり、安かったりします。

※ 仮免許の学科試験に不合格になるとその都度2,900円、技能試験に不合格になるとその都度4,350円が必要になります。

※ 本免許の学科試験に不合格になるとその都度2,550円、技能試験に不合格になるとその都度3,350円が必要になります。

※ 取得時講習は、15,400円(普通車講習手数料11,200円、応急救護措置講習4,200円)が必要です。すべてストレートで合格した場合は、26,300円で免許取得が可能です。

 

どうでしたか?教習所や合宿免許所に行くと、20万円〜30万円ほどかかるのに対して、一発試験に関しては、全てストレートで合格すれば、26,300円で免許取得出来ます!!

 

 

 

 

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一発試験の合格率は?難易度は?

 

一発試験にて合格する為には、技能試験の場合、100点を満点とし、減点方式で行われます。試験終了時に仮免許、本免許ともに70点以上残っている人が合格です。

学科試験の場合仮免許の試験問題は、文章問題が50問出題され、配点は1問1点、45点以上が合格です。

本免許の試験問題は、文章問題が90問、イラスト問題が5問出題され、配点は、文章問題が1問1点、イラスト問題は1問2点です。イラスト問題は1つのイラストにつき3問出題され、すべて正解である場合のみ配点されます。合格は、90点以上です。

 

一発試験の合格率は、一般に12%から14%ぐらいと言われています。

ですが、その数字の中にも、1回で合格した人や数回受験して合格した人など様々な人が含まれています。本当に全て1回で合格した人は、恐らく1%から5%ぐらいだと思います。

かなり、狭き門ですよね。。。

難易度は、かなり高いと思われます。

免許を一度も取った経験がなく、運転したことも無い人は、一発試験でストレートで合格することはほぼ不可能に近いと思います。

それでも、充分に練習できる環境などがあれば、難易度が高いといえども、合格する可能性はあると思います!!

また、数回で合格出来れば、教習所に通うより安価で免許取得が可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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交通違反の種類は?点数は?罰金は?

 

免許を取った後に気になるのは、交通違反ではないでしょうか?

免許を取得して間もない頃は、嬉しくて、スピードを出しすぎてしまったり、踏切の前での一旦停止をついつい、しっかり止まらなかったり、ついつい信号無視をしてしまったり、道が分からなくて一方通行を逆走なんてことも。。。

そのときは、これを見ればどんな交通違反があるのか?や罰金はいくらなの?というみなさんが疑問に思っていることをまとめました。

1.交通違反の種類と各点数は?

交通違反の種類点数酒気帯び点数
0.25未満0.25以上
酒酔い運転35  
麻薬等運転35  
共同危険行為等禁止違反25  
無免許運転252525
大型自動車等無資格運転121925
仮免許運転違反121925
酒気帯び運転0.25以上25  
0.25未満13  
過労運転等25  
妨害運転著しい交通の危険35  
交通の危険のおそれ25  
無車検運行61625
無保険運行61625
速度超過50㎞以上121925
30㎞(高速40㎞)以上50㎞未満61625
25㎞以上30㎞(高速40㎞)未満31525
20㎞以上25㎞未満21425
20㎞未満11425

積載物
重量制限超過

大型等10割以上61625
大型等5割以上10割未満31525
普通等10割以上31525
大型等5割未満21425
普通等5割以上10割未満21425
普通等5割未満11425
放置駐車違反駐停車禁止場所等3  
駐車禁止場所等2  
保管場所法違反道路使用3  
長時間駐車2  
警察官現場指示違反21425
警察官通行禁止制限違反21425
信号無視赤色等21425
点滅21425
通行禁止違反21425
歩行者用道路徐行違反21425
通行区分違反21425
歩行者側方安全間隔不保持等21425
急ブレーキ禁止違反21425
法定横断等禁止違反21425
追越し違反21425
路面電車後方不停止21425
踏切不停止等21425
遮断踏切立入り21425
優先道路通行車妨害等21425
交差点安全進行義務違反21425
横断歩行者等妨害等21425
徐行場所違反21425
指定場所一時不停止等21425
駐停車違反駐停車禁止場所等21425
駐車禁止場所等11425
整備不良制動装置等21425
尾灯等11425
安全運転義務違反21425
幼児等通行妨害21425
安全地帯徐行違反21425
騒音運転等21425
携帯電話使用等(交通の危険)61625
携帯電話使用等(保持)31525
消音器不備21425
高速自動車国道等措置命令違反21425
本線車道横断等禁止違反21425
高速自動車国道等運転者遵守事項違反21425
高速自動車国道等車間距離不保持21425
車間距離不保持11425
免許条件違反21425
番号標表示義務違反21425
混雑緩和措置命令違反11425
通行許可条件違反11425
通行帯違反11425
路線バス等優先通行帯違反11425
軌道敷内違反11425
道路外出右左折方法違反11425
道路外出右左折合図車妨害11425
指定横断等禁止違反11425
進路変更禁止違反11425
追い付かれた車両の義務違反11425
乗合自動車発進妨害11425
割込み等11425
交差点右左折方法違反11425
交差点右左折等合図車妨害11425
指定通行区分違反11425
交差点優先車妨害11425
緊急車妨害等11425
交差点等進入禁止違反11425
無灯火11425
減光等義務違反11425
合図不履行11425
合図制限違反11425
警音器吹鳴義務違反11425
乗車積載方法違反11425
定員外乗車11425
積載物大きさ制限超過11425
積載方法制限超過11425
制限外許可条件違反11425
牽引違反11425
原付牽引違反11425
転落等防止措置義務違反11425
転落積載物等危険防止措置義務違反11425
安全不確認ドア開放等11425
停止措置義務違反11425
初心運転者等保護義務違反11425
座席ベルト装着義務違反11425
幼児用補助装置使用義務違反11425
乗車用ヘルメット着用義務違反11425
大型自動二輪車等乗車方法違反21425
初心運転者標識表示義務違反11425
最低速度違反11425
本線車道通行車妨害11425
本線車道緊急車妨害11425
本線車道出入方法違反11425
牽引自動車本線車道通行帯違反11425
故障車両表示義務違反11425
仮免許練習標識表示義務違反11425

 

 

 

2.交通違反の罰金は?

放置・駐停車に関するもの以外の反則行為

交通違反の種類車両等の種類及び反則金額
(単位 千円)
大型車普通車二輪車小型特殊車原付車
速度超過高速道路35㎞以上40㎞未満4035302020
高速道路30㎞以上35㎞未満3025201515
25㎞以上30㎞未満2518151212
20㎞以上25㎞未満2015121010
15㎞以上20㎞未満1512977
15㎞未満129766
積載物重量制限超過普通等10割以上*35302525
5割以上10割未満4030252020
5割未満3025201515
携帯電話使用等(保持)違反2518151212
信号無視(赤色等)違反129766
信号無視(点滅)違反97655
整備不良制動装置等違反129766
整備不良尾灯等違反97655
作動状態記録装置不備12976*
自動運行装置使用条件違反12976*
遮断踏切立入り違反1512977
通行区分違反129766
高速自動車国道等車間距離不保持違反129766
追越し違反129766
踏切不停止等違反129766
交差点安全進行義務違反129766
横断歩行者等妨害等違反129766
安全運転義務違反129766
本線車道横断等禁止違反12976*
高速自動車国道等運転者遵守事項違反12976*
法定横断等禁止違反97655
路面電車後方不停止違反97655
通行禁止違反97655
歩行者用道路徐行違反97655
歩行者側方安全間隔不保持等違反97655
急ブレーキ禁止違反97655
優先道路通行車妨害等違反97655
徐行場所違反97655
指定場所一時不停止等違反97655
積載物大きさ制限超過違反97655
積載方法制限超過違反97655
幼児等通行妨害違反97655
安全地帯徐行違反97655
免許条件違反97655
通行帯違反76655
路線バス等優先通行帯違反7665*
道路外出右左折合図車妨害違反76655
指定横断等禁止違反76655
車間距離不保持違反76655
進路変更禁止違反76655
追いつかれた車両の義務違反76655
乗合自動車発進妨害違反76655
割込み等違反76655
交差点右左折等合図車妨害違反76655
指定通行区分違反76655
交差点優先車妨害違反76655
無灯火違反76655
緊急車妨害等違反76655
減光等義務違反76655
合図不履行違反76655
合図制限違反76655
警音器吹鳴義務違反76655
乗車積載方法違反76655
定員外乗車違反76655
牽引違反7665*
泥はね運転違反76655
転落等防止措置義務違反76655
転落積載物等危険防止措置義務違反76655
安全不確認ドア開放等違反76655
停止措置義務違反76655
騒音運転等違反76655
初心運転者等保護義務違反7665*
公安委員会遵守事項違反76655
消音器不備違反76655
交差点等進入禁止違反76655
大型自動二輪車等乗車方法違反**12**
最低速度違反7665*
本線車道通行車妨害違反7665*
本線車道緊急車妨害違反7665*
牽引自動車本線車道通行帯違反76***
故障車両表示義務違反7665*
仮免許練習標識表示義務違反76***
通行許可条件違反64433
軌道敷内違反64433
道路外出右左折方法違反64433
交差点右左折方法違反64433
制限外許可条件違反64433
原付牽引違反****3
運行記録計不備違反64***
初心運転者標識表示義務違反*4***
聴覚障害者標識表示義務違反*4***
本線車道出入方法違反6443*
警音器使用制限違反33333
免許証不携帯33333

 

 

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交通違反の青切符?赤切符?白切符?反則金は?

 

 

さきほど、違反についてまとめましたが、青切符・赤切符・白切符という言葉は聞いたことあるでしょうか?

どのような事故あるいは交通違反をしたときにどの色の切符が交付され、どのような処分が課されるのかについて具体的な例を挙げながら見ていきましょう。

1.青切符

道路交通法違反のうち、点数が6点未満の場合に青切符が交付されます。

これは、「交通反則告知書」の色が青いことから「青切符」と言われています。

青切符を切られた場合、点数の加算と反則金の納付が必要です。

青切符の対象となる違反は多く、時速30km未満の速度超過や、信号無視、携帯電話の使用や車両の定員オーバーなどが青切符に相当し、点数でいえば一発で行政処分を受けることがない6点未満の違反です。

反則金については、例えば「時速30km未満の速度超過」の場合、普通車であれば9,000円から18,000円で、各速度超過の割合によって金額が変わります。

また「信号無視」の場合は、赤信号無視なら9,000円で、「携帯電話の使用」であれば、18,000円となります。

青切符といえども、反則金は高いですよね・・・詳しくは上の表をご覧下さい。

 

2.赤切符

道路交通法違反のうち、点数が6点以上で、免許停止または免許取消のように行政処分が課されるような場合に赤切符が交付されます。

これは、「交通反則告知書」の色が赤いことから「赤切符」と言われています。

具体的な違反内容は、一般道で時速30km以上のスピード超過、高速道路で時速40km以上のスピード超過、無免許運転や飲酒運転が挙げられます。

事故を起こした場合、飲酒運転や速度超過など車側が悪質な交通違反を犯していると認められた場合、赤切符が交付されることもあります。

反則金については、「一般道で時速30km以上のスピード超過」の場合、18,000円。「高速道路で時速40km以上のスピード超過」の場合、35,000円。

「無免許運転」の場合、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」で、違反点数は25点。 

「飲酒運転」の場合、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」で、違反点数35点。

飲酒運転の場合、一発で3年の免許取消処分となります。

 

3.白切符

道路交通法違反のうち、もっとも軽微な交通違反に対して白切符が交付されます。

これは、「交通反則告知書」の色が白いことから「白切符」と言われています。

具体的な内容としては、チャイルドシートやシートベルトの未装着や、ヘルメットを適切に被っていない、といった、反則金規定がない1点の違反がそれにあたります。

ちなみに、チャイルドシートやシートベルトは、同乗者が装着していない場合も運転手に点数が加算されます。

 

 

 

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交通違反における累積点数の計算方法・リセット方法と確認方法

 

今までで、交通違反の種類や点数などについて見てきましたが、ここからは、免許を取ったばかりで、違反点数の事を理解していないという人のために、交通違反と累計点数の計算・確認方法についてご紹介します。

1.累計点数の計算方法とは?

累計点数の計算方法はかなり複雑ですので、軽微な違反の繰り返しでも、気が付いたら免許停止になってた!?ということがないように注意しましょう!!

□過去3年間の違反点数が累計されている

 過去3年間の累計点数が6点〜8点になると、30日間の免許停止処分を受けます。

 ただし、3以下の違反を繰り返して6点になった人は、違反者講習を受講すると免許停止処分となりません。でも、当然、受講しなかったら免許停止処分を受けます。

累計が9点〜11点の場合⇒60日間

累計が12点〜14点の場合⇒90日間

累計が15点以上の場合⇒免許取消

 

2.リセット方法は?

加算された点数が消滅する場合があるので、次のパターンを見てみましょう。

□点数消滅パターン3選

パターン1

違反9点⇒免停60日⇒1年間違反なし=累計0点

パターン2

2年間違反なし⇒3点以下の違反⇒3ヶ月間違反なし=累計0点

パターン3

4年前違反2点⇒3年間の間に2点の違反2回=累計4点

□3年経過すれば点数がノーカウントとなる

3年以上前に違反した点数は、3年経過すると累計の計算外となるが、記録が無くなる訳でなないので、注意しましょう。

 

3.違反点数の確認方法は?

何度か違反をしてしまい、免許停止処分になってしまうのでは?と不安に思ったときには、自ら確認する方法があります。

それは・・・

現在の累計点数を確認したい場合⇒「累積点数等証明書」

過去3年間だけではなく免許取得時から今までの点数を知りたい場合⇒「運転経歴証明書」

それぞれ、「自動車安全運転センター」で発行してもらえば確認することができます。

申請方法については、下記URLをご参照下さい!

https://www.jsdc.or.jp

 

 

 

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まとめ

運転歴が短くても長くても、どんなに安全に慎重に運転していても、違反行為となるようなミスを犯す可能性は0ではありません。

しかし、一発試験の情報や違反点数の制度について知っていれば慌てずに済みますし、何よりも、失敗した後には、しっかり反省して次回運転する時は同じミスを繰り返さないようにすることが大切だと思います。

 

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